"No Rabbit in a Hat,but Steve Cohen Has Magic Up His Sleeve"
3月20日追記:実際のNew York Times紙の記事が掲載された紙面の写真を1枚加えました

(撮影:Clay Patrick McBride氏※注)
先日のエントリーでチラリと触れた「マジックを“High Culture”としてとらえる」試みに関連する話の続きです。
先週の“New York Times”紙日曜版(3月7日)に、私の畏友スティーブ・コーエンさんが登場しました。

まずはこちらから記事をお読みください。一応、yahoo!翻訳した記事もここに貼っておきます。
先日、ボナ植木さんのブログでも紹介されましたが、スティーブさんは、毎週金曜日と土曜日の夜にニューヨーク市の最高級ホテルの1つ"Waldof Towers"において、「チェンバー・マジック」という名のショウを上演しています。このホテルは、アメリカの歴代大統領の定宿としても有名です。なんと、1泊400ドル (約36300円)から!
(これは最新のパンフレットの表紙)
大変好評なショウで、チケットは1人75ドル(約6800円)ですが、毎月ショウはソールドアウトになるそうです(ちなみに今月分はすでにほぼ完売)。上の写真に写っている優雅な部屋で、ゆったりとマジックを堪能できます(なので、ドレスコードがありますので要注意)。
19世紀のヨーロッパのサロンにおいて、富裕層の観客に向けて行われていたマジックショウを再現しています。丁度、過去の名人だったJ・N・ホフジンサー氏やロベール・ウーダン氏などが行っていたショウとほぼ同じ様式です。
そして、去年からは「Miracles at Midnight」と言う、毎月1回だけ深夜12時から開催されるホラーの要素が入ったショウも始まりました。こちらは、チケットが1人250ドル(約22700円)にもかかわらず、数ヶ月先まで予約が入っているようです。ニューヨークへ出掛けられるときは、時間があれば2つとも必見のショウですよ。彼が行う「ライジング・カード」という、ワイングラスに入れた1組のトランプの中から、観客が心に思ったカードがせり上がってくるマジックを観るだけでも、チケット分の価値があると思います。この種のマジックの中でも、最高ランクに入る不思議さです。
(これは「Miracles at Midnight」のポスター)
記事は大変大きな扱いで、使われている写真も素敵で、内容も興味深いです(マジシャンとして、そして、父親としての彼の日常が良く書けています)。記事にはアメリカの有名なマジシャンも多く登場しますので、愛好家の方にも楽しめる記事になっています。
今から約9年前、このショウの前身となる「Mystery Salon」というショウを始めた頃からちょっとしたお手伝いをさせていただいていたので、今の盛況は本当に嬉しく思います。
世界中で知られているアメリカの一流紙にここまで大きく取り上げられ、しかもマジックを“High Culture”として捉えていることが分かる記事なので、ある一定の知識階級の方にもさらに強くアピールしたことと思います。これほど強力な「マジック」そのものへの宣伝は、アメリカでも数少ないでしょうね(最近では、有名な文芸誌『The New Yorker』に昨年掲載された、私の先生、Jamyの記事くらいでしょうか?)。
去年、藤山新太郎師が「呑馬術(文字通り、本物の馬を飲み込んでしまう和妻の1つ)」のショウを公演されたとき新聞各紙が報道しましたが、日本においては近年ではこれくらい。日本でも、もっとこうした素敵な記事を読んでみたいと切に願ってしまいます。
(話は変わりますが、今年も5月のゴールデンウィークに博物館明治村において、新太郎師による和妻のショウが開催されるようです。呉服座という趣のある芝居小屋での和妻は、大変見ごたえがありますよ。お近くの方は是非。)
※注:クレイ・マックブライド氏ー有名なジェフ・マックブライドさんの弟で、プロの写真家。多くの一流ミュージシャンやスポーツ選手の写真を撮影されています。大変キレのある写真を撮ることで有名です。
追記:スティーブさんと日本の関係を、彼による素敵なコインマジックの解説の翻訳と共に、奇術専門誌『The Magic 79号』『The Magic 78号』の中でご紹介しました。未読の方は是非。このコインマジック、誰にも教えたくなかった位、本当に凄くて素敵な手順です。
(3月17日追記:『The Magic』の号数が間違っていました。正しくは78号です。Nさん、申し訳ない!)

(撮影:Clay Patrick McBride氏※注)
先日のエントリーでチラリと触れた「マジックを“High Culture”としてとらえる」試みに関連する話の続きです。
先週の“New York Times”紙日曜版(3月7日)に、私の畏友スティーブ・コーエンさんが登場しました。

まずはこちらから記事をお読みください。一応、yahoo!翻訳した記事もここに貼っておきます。
先日、ボナ植木さんのブログでも紹介されましたが、スティーブさんは、毎週金曜日と土曜日の夜にニューヨーク市の最高級ホテルの1つ"Waldof Towers"において、「チェンバー・マジック」という名のショウを上演しています。このホテルは、アメリカの歴代大統領の定宿としても有名です。なんと、1泊400ドル (約36300円)から!
(これは最新のパンフレットの表紙)大変好評なショウで、チケットは1人75ドル(約6800円)ですが、毎月ショウはソールドアウトになるそうです(ちなみに今月分はすでにほぼ完売)。上の写真に写っている優雅な部屋で、ゆったりとマジックを堪能できます(なので、ドレスコードがありますので要注意)。
19世紀のヨーロッパのサロンにおいて、富裕層の観客に向けて行われていたマジックショウを再現しています。丁度、過去の名人だったJ・N・ホフジンサー氏やロベール・ウーダン氏などが行っていたショウとほぼ同じ様式です。
そして、去年からは「Miracles at Midnight」と言う、毎月1回だけ深夜12時から開催されるホラーの要素が入ったショウも始まりました。こちらは、チケットが1人250ドル(約22700円)にもかかわらず、数ヶ月先まで予約が入っているようです。ニューヨークへ出掛けられるときは、時間があれば2つとも必見のショウですよ。彼が行う「ライジング・カード」という、ワイングラスに入れた1組のトランプの中から、観客が心に思ったカードがせり上がってくるマジックを観るだけでも、チケット分の価値があると思います。この種のマジックの中でも、最高ランクに入る不思議さです。
(これは「Miracles at Midnight」のポスター)記事は大変大きな扱いで、使われている写真も素敵で、内容も興味深いです(マジシャンとして、そして、父親としての彼の日常が良く書けています)。記事にはアメリカの有名なマジシャンも多く登場しますので、愛好家の方にも楽しめる記事になっています。
今から約9年前、このショウの前身となる「Mystery Salon」というショウを始めた頃からちょっとしたお手伝いをさせていただいていたので、今の盛況は本当に嬉しく思います。
世界中で知られているアメリカの一流紙にここまで大きく取り上げられ、しかもマジックを“High Culture”として捉えていることが分かる記事なので、ある一定の知識階級の方にもさらに強くアピールしたことと思います。これほど強力な「マジック」そのものへの宣伝は、アメリカでも数少ないでしょうね(最近では、有名な文芸誌『The New Yorker』に昨年掲載された、私の先生、Jamyの記事くらいでしょうか?)。
去年、藤山新太郎師が「呑馬術(文字通り、本物の馬を飲み込んでしまう和妻の1つ)」のショウを公演されたとき新聞各紙が報道しましたが、日本においては近年ではこれくらい。日本でも、もっとこうした素敵な記事を読んでみたいと切に願ってしまいます。
(話は変わりますが、今年も5月のゴールデンウィークに博物館明治村において、新太郎師による和妻のショウが開催されるようです。呉服座という趣のある芝居小屋での和妻は、大変見ごたえがありますよ。お近くの方は是非。)
※注:クレイ・マックブライド氏ー有名なジェフ・マックブライドさんの弟で、プロの写真家。多くの一流ミュージシャンやスポーツ選手の写真を撮影されています。大変キレのある写真を撮ることで有名です。
追記:スティーブさんと日本の関係を、彼による素敵なコインマジックの解説の翻訳と共に、奇術専門誌
(3月17日追記:『The Magic』の号数が間違っていました。正しくは78号です。Nさん、申し訳ない!)














