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カズカタヤマご一行マジックショウ

Yuji 村上ショウ&レクチャーin名古屋、無事終了!



 先週の土曜日、大手マジックショップUGM社で行われた「カズカタヤマ一行マジックショウ」を見に出掛けました(“一行”と聞いて、水戸黄門を思い出したのは内緒!)。
 最近、マジックのショウ(not 講習会)を見に出掛けるときは必ず誰かを連れていくことにしているのですが、今回はアメリカ人の友人を誘ってみました(この友人については後日詳しく)。



 開始時間10分前にお店に到着したのですが、開場している様子はなく、なんかおかしい…。友人は開演5分前に到着したのですが、それでも開場しない…。後で分かったのですが、カタヤマさんが東名高速で酷い交通渋滞に巻き込まれてしまい、ギリギリでの到着となり、リハーサルなどの時間が相当押してしまったようです。結局、開演時間を5分ほど過ぎての入場、開演となりました。今回は結構ゆったり演技が見れて良かったです。



 最初に登場したのは、カズカタヤマさん。クロースアップの演技でした。がま口の口金からのコインの出現から始まり、コインの増加、コインの手から手への移動、インターナショナル・コイン・アセンブリー(種類が異なる4枚のコインを使って行なう“集合するコイン”)、コインからお札への変化、と鮮やかに演じられていきました。そして、カードマジック。お客様に参加していただいて進めていく「油と水」(実際には「油とクイーン」)の手順は、大変鮮やかで不思議な手順でした。クライマックスもカタヤマさんが演じられたクライマックスの方が一般に分かりやすいと思いました。



 続いて登場したのは、Yuji村上さん。人気の作品集や、最新の『SFマジックコレクション6』に寄稿された作品、そして、実際に営業で演じられている手順など、カードを中心としたバラエティに富む内容でした。
 ちょっと緊張されていたようですが、アメリカ人の友人は「Knock Knock Kings」と「Try-out Shuffle」に度肝を抜かれていたようで、ショウの帰り道「あれ、凄いよ! ねぇ、彼の素晴らしいノートに載っていた作品だよね? 本当にあの解説通りなのかい? 信じられないよ!」と矢継ぎ早に質問され、ちょっと苦笑してしまいました。
 私的には、村上さんが実際の営業で演じられている、マジックを演じられている方ならどなたでも知っている道具や作品を使ったマジックの見せ方が非常に面白かったです。実に実戦的で無駄がなく、ちょっとした一捻りがさらに現象を効果的にされていました。実戦で磨かれたバランス感覚の良さに驚きました。



 そして、さらに驚いたのが次の演目。なんと、伝説の「マニアわせマジック30連発」! 奇術専門誌『掌PALM(パーム)』誌上で連載されている、マジックマニアを笑わせるためだけに考案されたあの作品、この作品が、カタヤマさんと村上さんによって交互に次々と演じられていきました。その脱力系のくだらなさ(最高の褒め言葉です!)には脱帽でした。
 途中でカタヤマさんに「トッパー・マーチンかい!(亡きコメディ・マジックの名人)」と突っ込みたくなるようなアクシデントが起こったのですが、それも演技の一部かと思うくらい凄すぎました。

 でも、実際に「マニアわせマジック」を見て思ったのが、「普通にマジックとして通用する作品も実は多いじゃん」ということでした。カタヤマさんの「UFOダイス(3つのサイコロが容器の中に1つずつ見えない飛行をしていく名作マジック)」の手順や、村上さんの「できまへんアセンブリー」とか、単純に良かったのです。なので、この企画全体は確実に面白いのですが、心の奥底では逆にもったいないかな?とも感じました。



 次に登場したのは、韓国の若手マジシャン、シンジソンさん。関東を中心に大活躍されており、カタヤマさんの下でマジックを勉強されていらっしゃいます。一度生で演技を拝見したかった方でした。
 凄く華麗な色変わりするケーンとお札のプロダクションの演技でした。途中で話しながら演じられたシルクの色変わりも素敵で、とても大学生とは思えない程。大変舞台栄えのする方で、迫力のある動きが若さと大変マッチしていて、凄く気持ちの良い演技でした。生の演技を拝見できて凄く良かったです。



 ここでカタヤマさんが登場して、カードマジックを1つ。大変派手なカード当てで、演技の膝代わりとして大変素晴らしい演技でした…しかし、最後に床中にとっちらかったカードを片付ける部分がちょっと大変そうでした。



 次に登場したのが、名古屋のマジシャンMASAYOさんでした。以前、カタヤマさんのレクチャーDVD収録のお手伝いをさせていただいとときにお逢いして、今回初めて演技を拝見させて頂きました。ロープマジックから始まり、シルクを基調にした非常に元気のある演技でした。シルクのプロダクションは往々にして冗長になってしまうきらいがあるように感じるのですが、MASAYOさんの演技は大変コンパクトなので良いなと思いました。
 自分を如何に良く魅せるか?という部分を凄く考えていらっしゃるように感じ、良く考えたらタレントとしてもご活躍なので、なるほど、そりゃそうだ!と思いました。



 そして、最後はカタヤマさん。カードファンニングの手順でした。ファンカードを扇状に広げ、色変わりをさせたり、ファンが消えたり、突然出現したり、分裂したりと、非常に詩的な演技です。しかし、演目としては地味であったり、地味なのにかなりの練習が必要だったり(流行で言うところの“費用対効果”が悪かったり)するために、あまりお目にかからない演目でもあります。
 私も実際に演技を拝見したのは、ファンタシオ氏、アメリカのデヴィッド・オリバー氏(この方のゾンビも凄い!)、日本ですと高木重朗先生のウェルメイドな手順(『季刊 不思議12号』に解説されています)くらいでしょうか? 教則本も大変少ない分野です。

 その中でも、大変素晴らしい演技をされる方がいらっしゃいました。亡きカードの鉄人、マーカテンドーさんです。劇的なカードマニピュレーションを行なった後で静かに行われる演技でした。本当に格好良い、セクシーとさえ感じるテンドーさんの、そのしなやかな指先に広がるカードの美しさは、どれだけ言葉を尽くしても言い表せません。
 丁度、テンドーさんの1周忌というこの時期に、カタヤマさんはこの演技を初めて舞台にかけられました。その心境に思いを馳せてしまいます。カタヤマさんに伺った所、練習中はテンドーさんのことを思い出されていたそうです。テンドーさんの演技を『艶』とするならば、このカタヤマさんの演技は『純』だったと思います。手順に込められたカタヤマさんのひたむきな心意気に大変感激しました。
 この手順がこれから磨かれていけば、きっとカタヤマさんの代表作の1つになるのではないかなぁ、と思います。



 ショウ全体の構成を思うと、ちょっとゆるかったかな?とか、打ち合わせがうまくできていないのかな?とも思う個所がありましたが(これは、渋滞に巻き込まれてしまったカタヤマさんが会場で事前にリハーサル出来なかったことが大きな要因でしょう。2回目のショウに参加された方は、さらに楽しめたと思います)、これだけのショウ(内容もたっぷり1時間半!)を楽しめて、会費が1500円というのは正気の沙汰ではありません(良い意味です!)。友人とともに素敵なマジックをたっぷり楽しんで帰ることができました。 
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memorandum #9

『Yuji村上 ショウ&レクチャー in 名古屋』、無事終了!!



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 先々週と先週、アメリカでは大変人気のある深夜番組でマジックの特集が組まれていました。Late night with David Lettermanには親友のスティーブ・コーエンさんが、Late Late night with Craig Fergusonには私の先生、ジェイミー・イアン・スイスさんが登場しました。本当に良い演技で嬉しくなってしましました。
 スティーブさんの演技はここから、ジェイミーさんの演技はここからご覧ください。きっと楽しんでいただけると思います。
 そして、Lettermanのショウに出演されていたジョン・カーニーさんの演技も凄かったです。カメラワークの悪さを除いても、良いなあと思います。カーニーさんの演技はここからご覧ください。



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 このエントリーでお話しした、先日私が大好きなパン屋さんへお邪魔したときのこと。オーナーさんから「この店を30年やってきたから、もうそろそろ良いかな?と思って、お店を閉じることにしました」と衝撃発言を聞かされました。これからどこのパンを生き甲斐にしていったら良いのだろう?
 ここの味噌カツサンドとツナパン、ミニピザを食べて、おみやげに至福のレーズンパンを買って帰れば、きっとみんなが幸せになれるよ! この街在住の人は、名古屋駅近くの「パンの家」に急ごう! 7月中旬までしか、このパンを食べられないですよ!



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 超絶的なギャンブリングテクニックの持ち主である、アメリカのスティーブ・フォート氏が詐欺容疑で突然逮捕されたニュースは世界中を驚かせました。先日4度目の起訴が却下され、氏は自由の身になりました。そして、今年アカデミー・オブ・マジカルアートより、スペシャル・フェローシップが授与されました。
 フォート氏の身に一体何が起こったのか、フォート氏の弟子であり今年箱根にも出演されたジェイソン・イングランド氏が赤裸々にすべてを語りました。英文ですが、これは必読だと思います。このリンクからどうぞ。
 もし氏のテクニックがいかばかりかご存知ない方は、氏のDVD3巻セットを是非ご覧ください。一言、眼福です。



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 またまたこの季節がやってきましたね…変種のペプシ発売。今年はバオバブ味だそうです。もう、ここまできたらすでに食べ物ではなく、ただの樹木です。味は甘いジンジャーエールって感じでした。
 もちろん、身体の80%以上がペプシコーラで出来ているという噂がある大阪の若手マジシャン、和泉圭佑さんなら、グビグビ一気飲みをしてもらえるかもしれません(←ムチャぶり)。



 Sefalaljiaなう。

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 この木製のキャビネットは何か?と言いますと、カナダの天才クリエーター、スチュワート・ジェイムス氏が考案した「ミニチュア・スピリット・キャビネット」の演技“Sefalaljia”に使うキャビネットです。「ミニチュア・スピリット・キャビネット」という現象、日本ですとディーン・ディル氏が発売している「Dean's Box」が一番有名だと思います。小さな木製の箱の中でいろんな不可能現象が起こる、ちょっと薄気味悪い現象です。このSefalaljiaという題名にも面白い逸話があるのですが、またの機会に譲りましょう。
 このキャビネットは、1939年に奇術専門誌『JINX』誌69号に作品が発表されたときとまったく同じ寸法、まったく同じ外見で複製されたものです。実際は、壊れた真空管ラジオのキャビネットを流用したものでした。

 日本でSefalaljiaと言えば…

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 こういう感じで、ハンカチの下でロープにリングが貫通するマジックとして捉えられることが多いのですが実際は違って、この「ミニチュア・スピリット・キャビネット」の演技の1段落に過ぎず、しかもそれを簡略化した手順なのです。

 「ミニチュア・スピリット・キャビネット」の手順が昔から本当に好きで、かれこれ20年近く追い続けています。ユージン・バーガー氏を筆頭に、ジャック・ウィルソン氏、ピーター・ワーロック氏、グレート・リオン氏、最近ですとトム・ストーン氏、未発表ならT・A・ウォーター氏など、様々な方々の方法を追ってきましたが、このスチュワート・ジェイムス氏の手順が一番好きなんですね。ハイテクを一切使わずに、たった1人で様々な非常に不可思議な現象を起こすことが可能なのです。

 今、この「ミニチュア・スピリット・キャビネット」に関する英文の論文を書いていて、そのうちどこかで日の目を見るかもしれません(ちょっとまだ内緒です)。論文を書いている途中で、素敵に思える「Q&Aテスト」の手順も閃いたので、そのうちどこかで実演してみようかと思う今日この頃です。



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 アメリカのマジシャン、スティーブ・ブライアンさんから、1991年の名著『Little Egypt Card Tricks』を贈っていただきました。
 ブライアンさんは大変賢い文章を書かれる方で、最近Genii誌にホラー映画に関する大変面白い記事を執筆されていました。
 Little Egyptと呼ばれるブライアンさんが住む街の歓楽街で、彼が常連たちに見せていたマジックが解説されています。そして、この本にはマジックを如何に自分のものにするか、その妙案を過去の名人たちの考え方をまとめあげて提案しています。飲み屋で見せるマジックですので、ちょっとエッチな感じの作品も多いのですが、すべてブライアンさんの個人的な経験から演出を組んでいらっしゃいます。有名なマジックの改案が多いのですが、大変賢い方法で手順中の瑕疵を直し、効果的にされています。

 この本の中でも語られているのですが、演出に関してはいろいろ考えさせられることが多いのです。結局は自分が経験したこと、少なくともじっくり調査したこと以外は他人に説得力を持って話すことは大変難しいのではないか、と思っています。この辺の話し、近いうちにまとめてみようと思います。

 真新しい原理やプロットは解説されていませんが、大変賢い考え方を提供しています。少し前まで再版されていたそうですが、残念ながらもう完売だそう。ただ、捜す価値が十分にある本です。右のリンク欄にある、H&R Magic Booksのリチャード・ハッチさんに問い合わせると吉かもしれません。



 ボナ植木さんのマジシャン向けの文章が熱くて、凄い! このエントリーでチラリとお話しした事柄とリンクする内容だと思います。ボナさんは“駄文”だなんておっしゃっていますが、とんでもない!
このリンク、必読です。



6月9日追記:読者の方からメッセージが。Genii誌の紹介、近日中に復活させますよ。もう5ヶ月分溜まってますので、ちょっとお待ちくださいね。

2010年奇術の旅(SF Magic Festival Collection 6)

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 プロマジシャンのカズカタヤマさんが、ライフワークとして開催されているマジックの会『SF Magic Festival』が今年も5月の終わりに開催されました。毎回、カタヤマさんらしい趣向を凝らした企画を実行されている、大変野心的な催しです。そして、毎回登場するゲストの豪華さでも他の追随を許していません。

 そして、このイベントが開催されるのと同時に、いつも作品集が発売されます。今年もその第6集が発売されました。今回の作品集も今まで発売された作品集と同じく、非常に内容が濃くなっています。冊数が増えるに従って、内容が段々グレードアップしています。今回の号は、その作品の完成度がさらに上がっているように思えます。



 Yuji村上さんの作品“Kit-Cut”は、4名の観客にデックをカットしてもらい、そこから4枚のエースが出現するマジックです。実戦派の村上さんらしく、方法論と現象のバランスが抜群に良い作品だと思います。楽に演じられ、なおかつ効果的な作品と言えるのではないでしょうか。覚えておいて損はない手順です。

 自由に選んだカードの裏面に書かれた観客のサインが時間と空間を移動する、ヒロサカイさんの作品「Time and Space」は、動作の経済性というアードネス氏の言葉を忠実に再現しています。すべての動作に無駄が一切ありません。なので、観客の視線からは、なんの怪しさも感じられない筈です。1組のデック以外に何の準備の要らない、大変ユニークな現象だと思います。実戦派の方なら、すぐに演技のレパートリーに入れたくなる作品だと思います。

 ゆうきとも氏の2作品は、クラシックな手順を一捻りして、大変実用的な手順になっています。氏のお家芸“原案の効果をさらに高め、なおかつ、演技を楽にする”というポリシーは、これら2作品にも息づいています。
 1つは演技の途中から演じることができる「シカゴ・オープナー」“The Chicago Opener +”。ブラザー・ジョン・ハーマン氏の名作トリックと組み合わせることによって、現象に新鮮さが加わっています。また、手順の細かい部分までに気を配ってあるので、観客はきっと「すべてのカードは自由に選ばれた」と信じることでしょう。
 実は、この考え方をされている方がいらっしゃいます。本文中に触れられているマイケル・クローズ氏もそうなのですが、優れたアマチュアマジシャンであり、作家でもあるShawn Tenhoff氏の未発表の作品です。似た考え方を使っているのですが、演出がまるで違うので、見映えは全然違います。Shawn氏の作品は、Genii誌のMagicana欄に掲載されるかもです。その時は、これらの作品を比較されると一興でしょう。

 そして、非常にシンプルなのに、複雑に色が変化していくように見える、贅沢な「色変わりするナイフ」の手順“E-Z Color Changing Knife”です。氏の手順ですと、演技中に起こりうる勘違いの危険性を取り除くことができます。その大胆な方策と言い、手順構成と言い、大変賢い手順であると思います。
(ただ、最近銃刀法の改正があり、刃渡り5.5センチ以上の刃物の所持を禁止したんですよね。私の持っているナイフ、刃渡りがそれ以上あって、なんか外に持ち出しづらい感があります…)

 庄司タカヒト氏の「ハンカチとペンの手順」は、古くからある手順を大変不思議な手順に昇華させることに成功しています。クライマックスは、どんな観客でもビックリするはずです。
 ご興味のある方は、亡き名人ミルトン・コート氏の優れた即席マジック“Pen-etration”と比較されるのも一興でしょう(これも、ペンとハンカチを使って行なう作品です)。名著『KORT』(スティーブ・ミンチ著、Hermetic Press Inc.刊、1999年)に解説されています。

 カズカタヤマさんのコインズ・アクロス(4枚のコインが手から手へ、見えない飛行をするマジック)「コインの飛行」は、何度もご本人に見せていただいていますが、今回初めて文章化されました。
 カタヤマさんの手順が他の手順と違って見えるのは、4枚のコインを左手に握り込んだら、左手はずっと握ったままで、1枚ずつコインが右手に飛行していくのです。演者は何もしていないように見えるので、大変クリーンな見立てになります。素晴らしいクリエーターである荒井晋一氏が考案された傑作の、カタヤマさんによるアレンジを存分にお楽しみください。
 また、カタヤマさんによる「身体全体を使った演技と表現」という考え方にも注目してください。カタヤマさん以外で、この視点からコインズ・アクロスを語られた方を私は知りません。

 東京のプロマジシャン、HIROSHIさんの「ペンとコインの手順」も細かい点まで良く考えられた、バラエティに富んだ作品です。使う道具が少ないので観客も見ていて楽だし楽しく、演者としても大変実用的な手順だと思います。HIROSHIさんらしい手順構成、私は大好きです。
 あと、氏の付記は、アマチュアマジシャンであっても知っておいた方が良い有益な内容です。この事は、拙訳の『ジェイミー・イアン・スイスのクロースアップ・マジック』(東京堂出版刊、2008年)にも記載されています。 

 そして、カズカタヤマさんによるパロディマンガ『午前零時のサンドリアン』。これはマジックをベースにした傑作ミステリィ『午前零時のサンドリヨン』(相沢沙呼著、東京創元社刊、2009年)を読了された方なら、あまりのくだらなさ(最大級の褒め言葉です!)に大笑いできます。主人公の女子高生の名前を読んだ時点で「どんな出オチなの!」と思ってしまいました。



 さあ、これらの作品、すべてに共通することがあります。それは、すべての作品は手順になっているのです。

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 丁度最近になってようやく、私が敬愛するアメリカのマジシャン、マイケル・クローズ氏の最新レクチャーDVD『DEVIOUS』2巻セットを見終わりました。氏が良く語る言葉に次の言葉があります-
「もう、手順というものは、死にゆく芸術になってしまった」

※ちなみに、クローズ氏のDVDは、氏の名著『Closely Guarded Secrets』をベースにしたもので、人に教えたくない程素敵な手順が満載です。しかし、実際の解説はこの著書の方に詳しく記述している部分もあり、両方とも比較してみると、大変良いと思います。品のある、楽しくて不思議なマジックがお好きな貴方に、心からオススメできます。


 最近はびっくり箱のようなマジックばかりが幅をきかせています。一瞬にしてカードが変化する、大変複雑に1組のトランプを扱う、何かが何かを貫通する…確かに、不思議です。しかし、それだけです。一瞬で終わってしまいます。最近、マジック(というより、マジックに使用する技法の一部)が、なにやらエクストリーム・スポーツの1ジャンルのように思われている節もあります。アメリカの若い世代のトップであるバックス兄弟は、インタビューで明確に「演技にはまったく興味がない」と言い切っていますしね。

 以前、奇術専門誌『The Magic』誌において、アメリカのある若手マジシャンのお二人にインタビューをさせて頂いたことがありました。そこで、彼らは「今後10年で世界中のプロマジシャンの数は激減するだろう」と予言しました。彼らは、若手の中では大変成功している部類に入るマジシャンたちです。
 その詳しい内容は『The Magic』誌第73号をお読み頂くとして、結局、その原因の1つとして、こうした「何も知らない観客を不意打ちのようにビンでぶん殴って、すぐ去っていく」ような「どっきりカメラ」型のマジックを挙げていました。結局、何かの技を見せることができても、マジックを演じることができない人が激増してしまっているのです。彼らはその事実に警鐘を鳴らしていました。

 しかし、この作品集に登場する作品群は、単なるびっくり箱ではない、しっかりと手順構成された骨太の作品ばかりです。時代の流れに毅然と立ち向かう、ロックな魂を感じるのです。寄稿者の皆さんが、これが本物のマジックだぜ、と背中で語っているように思いました。
 もちろん、こうした技だけを見せるのは一向に構いません。でも、マジックを知って技を見せるのと、知らずに見せるのでは、まったく違うことだけは知っていただきたいなぁ、と老婆心ながら思ってしまうのです。

 (ただし、シオミさんの超絶脱力系のひとネタコーナーは例外です。これは毎年の風物詩ですし、この脱力がないとこの作品集が締まりません)。



 久々に楽しめる、骨太の作品集です。皆さんも同じようにお楽しみいただけるのではないか、と思います。一つ無い物ねだりをしてしまえば、中嶋ゆみさんの文章も拝読したかったなぁ…。

 もう少しすると、最近Twitter上でその神対応が話題になったこのショップなどで購入可能になります。これで1冊2500円なら、バーゲンプライスでしょう。

 梅雨の時期、外出しない雨の日には、コインやカードを片手にこの作品集を紐解いてみるのも、また一興ではないでしょうか?



追記:
 今週の土曜日(6月12日)、名古屋の大手マジックショップUGM社において、カズカタヤマご一行さまによるマジックショウが開催されます。
 このショウには何人かゲストが登場されるのですが、その中の1人にYuji村上さんも決定しています。大変豪華なゲスト陣で、これで入場料1500円なら激安です。東海地方の方には是非、とお勧めします。

 ちなみに、上記のお知らせにありますように、7月にYuji村上さんのレクチャーが開催されます。彼のことをご存知ない方は、彼の演技を実際に観ることができる貴重な機会です。彼の演技を一度見たら、きっとレクチャーに参加してみたくなると思います!

食欲は食べている時にやって来る。

 さあ、久しぶりに美味しかったものフォルダが火を吹きます。



 もう6月なのですが、朝夕がちょっと肌寒かったりする季節です。温かいお茶にピッタリなお菓子も良いですね。台湾出身の若い友人Charlesくんにお願いして送って頂きました。台湾のパイナップルケーキ(鳳梨酥)です。

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 これは台湾の老舗、台北犁記餅店のものです。いろいろなお店の製品があるのですが、ここのパイナップルケーキが一番私たち好みです。

面白いのは、ケーキ1つ1つは…
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こうして包装されているのですが、開けたらビックリ。

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なんとそのまま!

台湾らしい大らかさだと思います(笑)

 外側のサクサク感と中のパイナップルの餡が絶妙です。時間が経って、外側の皮がしっとりしても美味しいのですよね。
 台湾と言えば「すごい梅」の話があります。なにがどう「凄い」のかは、またの機会に。



 味噌カツについてあれこれ。

 この地方で味噌カツと言えば、矢場とんさんが一番有名でしょう。しかし、ここではちょっと変わった味噌カツを2店ご紹介。

 毎年春、私たちはある神社へお花見に出掛けます。この街の官庁街の程近く、けっこう穴場のお花見スポットです。夕方には仕事帰りのお役人さまご一同が宴会をされている光景をそこここで見かけます。
 ここに毎年出店する、屋台の串カツ屋さんへ。屋台の串カツ屋さんはお祭りなどで結構見かけますが、ここのお店の串カツはかなりレベルが高いのです。義父のJimさん曰く「この街中の屋台で、一番美味しい!」とのこと。

 いつものおじちゃんが体調を崩されたようで、仲間の方々がその代打で出店されていました。味が変わったのでは?と心配しましたが、まったく心配無用。ゲンさんという揚げ担当のオジサンの串カツの揚げ具合が絶妙! 

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 衣がサクサクで、最高! これが付け合わせのキャベツによく合うんですよ。今回ゲンさんから盗んだ技の1つが、衣の中にカラシ粉を混ぜる技でした。これ、家でカツを揚げるときに使ったら、ビールに良く合うカツになってビックリ!

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この地方独特のどて煮込み。

 赤みそ(八丁味噌)ベースなので真っ黒に見えますが、これが甘辛で最高なのです。良く煮込まれて、口の中でモツもとろとろに溶けてしまいます。まったくくどくありません。ビールですよ、ビール!
 
 そして、串カツの一番美味しい食べ方がこれ!

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レッツ、ディップ!
 
 揚げたての串カツをどて煮込みの鍋につけて食べる、味噌カツ! 実はこの食べ方がこの地方名物の味噌カツの元祖なのです。広小路という街のメインストリートに、昔は夜になると屋台がひしめきあっていました。冷めた串カツを、温かいどて煮込みにつけて出してくれというお客様からの要望があって、それが屋台中で大ヒットしたのが始まりなのですよ。もちろん、二度づけ禁止です!

 でも、ここで地元民からのワンポイントアドバイス! 揚げたてジュワジュワの串カツを煮込みの鍋に突っ込みますと脂で被膜ができてしまい、美味しい味噌が串カツに馴染まないのです。なので、ちょっと待って少し冷めてから煮込みの鍋に突っ込みましょう。お兄さんとの約束な!

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 誰もが15本くらいはペロリと食べられます。ビールにもご飯にも最高です。あぁ、今年も美味しかった!

 そして、もう1店。今池にある『キッチンダイシン』です。
 若い友人のCharles君が私の住む街に遊びに来て、私たち夫婦とディナーを食べようということになり、名古屋名物を所望する彼と共にこのお店に。かれこれ20年近く通い続けています。この街の洋食屋さんの中でも、老舗の1店です。夜遅くまで営業されているので、本当に重宝します。
 まず、最初に出てくるのがこのお漬物。

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これが本当に美味しい。

 自家製のお漬物(ぬか漬け)なので、ポリポリ食べてしまいます。そして、これがこのお店のスペシャリテ。


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ドーン!

 ダイシンカツです。ここの豚カツは焼き豚カツ(つまり、油で揚げていない)なので、大変サッパリしています。お肉の間にチーズが挟んであり、上から独特の赤味噌ソースがかかっています。初めてこの味噌カツを食べたときのショックたるや。ご飯がどんどん減っていきます。あ、Charles君はご飯お代わりしましたよ!

 ここのお店は、他にも肉汁したたるハンバーグや懐かしい味のメンチカツなど、どれを取っても美味しいのが嬉しいです。値段もリーズナブルなので、ついつい通ってしまいます。

キッチンダイシン
住所:名古屋市千種区今池1-13-14
営業時間:17:00~(LO 24:00)
定休日:月曜日
電話:052-731-0220




 わが家の近所にある『つけ麺 ぎんや』に再挑戦。今回はストロングを注文。

 オペレーションは、ぎんや本店の店長さんがいらっしゃらないためか、ちょっとぎこちないかなぁ。でも、無駄のないオペレーションです。

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ガツンとくる魚介豚骨。これはやっぱり美味しいや。
 
そして、おじや。
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良く玉子を混ぜてあるので、非常に細かいかき玉状になって、ふわっふわの食感。本当に美味しい〆です。

 最近この地方につけ麺の専門店が雨後の筍のように出店しています…が、もう一度行こうという気になれません(それは、このラーメンがあるから!)。でも、ぎんやはもう一度行こう!という気にさせられます。道理で、毎日行列が絶えないはずですよ。今日もごちそうさまでした。そういえば、煮干しという新メニューもできたそうなので、また近いうちに行かないと。



 ラーメンときたら、東京で行った2店舗。
 「麺屋宗」中目黒店です。中目黒の駅から歩いて10分かからないくらいの場所にあります。有名な工芸家、柳宗理さんのご親族にあたる柳宗紀さんが経営するラーメン店です。わが家も柳宗理さんの食器や調理道具をいくつか持っていて、長年のファンであります。
 今回は地鶏味玉塩の全部乗せを。

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この塩ラーメン、素晴らしい出来でした。絶妙な塩ダレ具合です。

 今回ヒットは、このメンマ丼。
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 私がオーダーしたチャーシュー丼は、フライドガーリックがラーメンの邪魔になってしまったのですが、メンマ丼は凄く相性が良かったです。タレとメンマの味付けが凄い。久々に美味しい塩を戴けました。塩ラーメンと言えば、近くまで出向いたので両国にある「ら・めん 風」の「しおらぁめん」も食べたかったのですが、今回は行けずに残念でした。

 そして、お馴染高田馬場の「二代目海老そばけいすけ」で「海老つけそば」の全部乗せを。最後まで海老そばと迷いました…。
 海老が本当に凄い。スープと麺の絡み合う感じも素晴らしいですね。最後のスープ割りは、海老スープの強烈なパンチに幸せ気分になりました。
 この地方にも海老スープのお店がちらほら出来ているのですが、けいすけの味を知ると、どうしても二番煎じとしか思えないのが残念です。
 次回は本郷の「四代目けいすけ」で「つけめん渡り蟹のしずく」にチャレンジ決定!



 そして、デザート。

 東京での打ち合わせの時。ある打ち合わせが思いがけず早く終わってしまい、ちょっと時間が開きました。そこで、近くのとらや赤坂本店へ。この地下にある虎屋菓寮(とらやさろう)が目当てです。
 私は季節限定の蓬餅、Cathyは千歳鮨(赤)を。

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 ここの蓬餅、一口食べると蓬の爽やかな香りが口いっぱいに広がります。蓬ってハーブの一種だったんだ、と再認識できます。そして、この餡が絶妙に合う! 千歳鮨も爽やかな甘さです。
 また、ここの御茶は吟味されていて、御菓子の甘みにピッタリですし、またさり気ない茶器が良いのですよ。売ってたら即買います!

 お店の雰囲気も落ち着いて、気がつくとすぐに時間が経ってしまいます。接客はパーフェクトですし、大人の時間をゆっくりと楽しむことができます。ちょっと大人のデートスポットとしても抜群です。
 今の季節だと、くずきりやあんみつが美味しくなる季節ですよね…。

虎屋菓寮 赤坂本店
住所:東京都港区赤坂4-9-22(とらや本店 地下1階)
電話:03-3408-4121(代)
営業時間:平日     11:00 ~19:00 (LO18:30)
     土・日・祝日 11:00 ~17:30 (LO17:00)
年中無休


 まあ、もちろん、いつも「とらや」さんを利用できる訳でもなく、今回見つけた結構リーズナブルな和菓子屋さんが、ここ都立大学にある「御菓子司 つ久し」さんです。

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 こちらの豆大福、好きですね。他のどら焼きや鹿の子なども、お値段以上の美味しさです。昔懐かしい、ほっこりした美味しさなのです。CPはかなり高いでしょう。こんな和菓子屋さんが私の自宅の近所にあったら、普段使いで通ってしまいます。

御菓子司 つ久し
住所:東京都目黒区八雲4-5-6
電話:03-3724-1294
営業時間:8:30~18:30(テイクアウトのみ)
定休日:火曜日




 その他、つれづれに溜まった写真を一言コメントで。

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 自家製いちごジャム。時間がない中で、カッとなって作りました。反省はしていません。これを作ると春ももうすぐ終わりだなぁ、と感じます。家中に苺の甘い香りが広がるのは、幸せという以外他はありません。今回は、広口ビン4本分になりました。わたしは苺のつぶが残っているのが好みです。

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 千寿の天むす。もともと三重県の食べ物なのですが、名古屋名物になってしまいました。ある日の打ち合わせで頂きました。やっぱりここの天むすが一番好みです。これは名古屋駅近くにある北店のものですね。海老天のしょっぱさとおむすびが絶妙です。


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 巷で噂のパウダー250%ハッピーターン。もう、これを食べてしまったら、普通のハッピーターンには戻れません。「パウダーまみれのハッピーターンが食べたい!」という子供の頃の夢が、こうして実現するとは。歳はとってみるものですね。
 しかし、これで飽き足らなくなり、そのうち、刺激を欲するままにパウダー300%、500%とエスカレートしていき、最後は魔法の粉“ハッピーパウダー”のみになると思います。そして、最後には“ハッピーパウダー”が末端価格いくらで取引される時代が来るかと!
 日本で最高の魔法の粉は、この“ハッピーパウダー”と、餃子の王将で鳥の唐揚げを注文するとついてくるスパイスのパウダーだと思う方は、是非挙手を!



 手を合わせて、ごちそうさまでした!

そうだ、高松へ行こう。

※6月7日追記:写真を2枚追加しました。



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 昨夜、新しいエントリーをアップしてからのアクセス数の増加を見ますと、やっぱりブログの更新もきちんとしないといけないなぁ、と反省しきりのyuki_the_Bookwormであります。何も更新なしでも、毎日かなりの人数の方々にご訪問いただきまして、誠にありがとうございました!<(_ _)> 



 昨夜のエントリーの中で「ETCカードを使う間もなく」とありましたが、実際にはちょっと違っていました。実は、5月のある日に日帰りで四国は高松へ遠征しておりました。



 妻のCathyも私も初めての高松でした。高松といえば、TONおのさかさんの故郷としか思い出せず、いろいろGoogle先生に質問し、行きたい場所を捜しました。讃岐うどんは残念ながら1軒しか廻れず(しかも、この日は定休日になっているお店が多かったのでした)、これは次の機会に食べ歩こうということになりました。

 わが家を朝の4時すぎに出発をしまして、名神高速から阪神高速、神戸淡路鳴門自動車道(初めて鳴門の渦潮を高架橋の上から見て感動!)、高松道と順調に通過し、10時すぎには高松市内へ。

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高架橋からの眺めは、本当に凄い!



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 けっこうアーケード街が発達していて、並んでいるお店の充実ぶりにも驚きました。私たち夫婦が好きな雑貨店、私の部屋Franc Francが同じアーケードのしかもすぐ近くにあって、それだけでCathyは「ここに引っ越してもいい!」と叫んでいました。
 そんなに引っ越しばかりしていると、きっと大変なことになってしまうことでしょう…つか、こないだ今の新居に引っ越したばかりなんですが…。きっとそうだ、Cathyは健忘症に違いない!



 11時、本日の目的の1つ「一鶴」高松店へ。丸亀市の名物、釜で焼き上げた鶏のモモ焼き、“骨付鳥”を食べるためです。以前からいろいろ風の噂で聞いていましたし、関東在住の頃、港北で無茶苦茶流行ってるとも聞いていたので、一度出向いてみたかったお店でした(このお店、神奈川の港北地区に支店があります)。
 開店すぐに入店しましたが、もうすでに数組のお客様が入店済みで、ビール片手に会話を楽しんでいらっしゃいました。ビールだけは、流石にこの後の予定に差し障るとあって、心を鬼にして注文しませんでした。おやどり、ひなどり、そしておにぎりを注文。15分ほどでやってきました。

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せーの、どーん!

 これはひなどりのセットです。骨付鳥は鶏のもも肉にピリ辛のスパイスを振りかけ、高温の釜で一気に蒸し焼きにしたものです。高温の釜で一気に蒸し焼きにするため、皮はパリパリ、中はジュージーという最高の状態で鶏のモモ焼を頂くことができます。
 両手でモモを持って、一口かぶりつきますと、皮の美味しさと、お肉の美味しさが口の中いっぱいに広がります。おやどりは、歯ごたえがあって、咬めば咬むほど味がジュワーと染み出してきます。ひなどりは、柔らかく、とても食べやすいです。ピリからのスパイスが非常に美味しく、ビールがどれだけあっても足りないでしょうね(次回来店するときは、絶対ビールを注文しようと夫婦で誓いました)。付け合わせのキャベツともよく合います。鶏のスープも非常に美味で、共に脂にまみれた口の中をサッパリさせるには最高です。

 そして、これが今日のスペシャリテ。

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レッツ、ディップ!

 おにぎりに焼いた鳥の肉汁をつけて食べるのです…これが、最高に美味しい!! B級グルメの最高峰に並ぶ味です。鶏の脂、スパイスの塩気が非常にヤバいのです。どう考えても身体には絶対良くない組みあわせなのですが、悪魔のような魅力があり、脂付きのおにぎりをついつい口の中に運んでしまいます。鶏ももちろん美味しいのですが、このおにぎりも凄く美味しくてビックリしました。

 あっという間に食べ終えてしまいました。廻りを見渡すと、若い男性客は、おやどりとひなどりを1本ずつ注文して、ビールを一緒にガツガツ喰らっていらっしゃる方が多かったです(合計しても1600円くらいなので、ランチとしては十分でしょう)。確かに私が若かったら、2本くらいは楽勝で食べることができたと思います(私は今も十分ナウなヤングですけどね!)。接客も大変良く、声出しも煩わしくない爽やかさで、これはまた来店したいと思いました。

一鶴 高松店
住所:香川県高松市鍛冶屋町4-1 フェスタ2 5階
営業時間:平日 16:00~23:00(LO 22:30)
     土日祝11:00~23:00(LO 22:30)
年末年始を除き無休。
TEL : 087-823-3711




 高松城見物をした後、今日の目的地、サンポートホール高松へ。高松で八面六臂の活躍をされているマジシャン、トリットさんが主催された「第四回四国マジックコンベンション」のパブリックショウに参加するためです。
 なぜ今回、わざわざ高松まで出向いたかというと、友人の武藤桂子さんがシークレットゲストで登場するために彼女の演技を是非とも観たかったのです。妻のCathyは武藤さんも出演し、先日のIBMのパーティーでお気に入りのひかり(古山光)さんの演技も観れるとあって、ウキウキ気分でした。

 上演時間2時間半という、とても贅沢なショウだったと思います。ちゃんとしたステージショウを、ちゃんとしたステージで観ることができるというのは、単純に凄いことだと思います。登場した演技者の皆さんはそれぞれが素敵だったのですが、その中でも気になった方々を。



風船太郎さん
 人気深夜番組『あらびき団』のあらびき芸人さんとしても有名な方ですね。先日「欽ちゃんの仮装大賞」に登場された時は、本当にビックリしました(笑)。今回、初めて生で演技を拝見することができました(元々私が住む地方在住の方なので、何度か演技を拝見する機会はあったのですが、ことごとくすれ違いばかりだったのです)。今回はテレビでは演じられていない、アダルトバージョンでの風船の演技でしたが、その破壊力は凄まじいものがありました。未見の方のために、ここでは内緒にしておきましょう。

天平さん
 この方も私が住む地方出身の凄腕ジャグラーさんです。以前演技を拝見して度肝を抜かれました。演技のスタイルはあくまでもクールで、それが嫌みではないのですよ。こうしたパーソナリティのジャグラーさんは大変珍しいと思います。今回は、デビルスティックと中国ゴマの演技を堪能することができました。このコンベンションについて、天平さんのブログに記述がありますね。

・ひかり(古山光)さん
 久しぶりにリングとシルクのプロダクションを。アジア風の優雅で大らかな演技はいつも見ごたえがあります。特にCathyは初めて演技を見ることができて、物凄く喜んでいました。

ジミー菊池 さん
 名人だった菊池豊さんの血を受け継ぐ、ド派手なイリュージョンでした。ある演技でのちょっとしたサトルティが、凄く気に入りました。FM福岡で番組を持っていらっしゃることを知り、それにも驚きました!
 
ブラボー中谷さん
 いわずと知れた、秋田の怪人。破壊力抜群のコメディマジックは大好きです。10年ぶりに演技を拝見させていただきましたが、破壊力がさらに増していました。マイケル・ジャクソンの演技、この脱力感とくだらなさ(褒め言葉です!)は、是非日本中の皆さんに知っていただきたいレベルです。途中でプロダンサーのサンデーちゃんが舞台から転落したり、マンデーちゃんがご機嫌ななめになるというアクシデントがありましたが、そんなことはどうでも良いくらい、最高にくだらない(最大級の褒め言葉です!)演技でした。

・アンハリムさん
 一度は生で氏の凄いカード・マニュプレーションを拝見したかったので、その夢が叶いました。ちょっとミスホップもありましたが、その技の完成度の高さにはやはり圧倒されました。マジックはライブで観るもんだ、と改めて思った演技でもありました。

武藤桂子さん
 今回、彼女から連絡を頂かなかったら、この会には100%参加していませんでした。彼女が舞台に立つと、普段の彼女からは想像できないくらい大きく見えます。存在感があります。そして凄く艶っぽいんですよね。  
 彼女の演技について、彼女のウェブサイトに英文で書かせていただきました。まったくその通りなので、ここでその文章を再録させていただきます。

In Praise of Shadows

From the moment this beautiful Asian lady - gracefully draped in purple and
black - appears on stage, miracles begin to unfurl. Vivid colored Japanese fans appear softly at her fingertips. Shining bells materialize from the darkness,sharp ringing themselves into existence. This female magician welcomes the audience into a fascinating and mysterious world where shadows are woven into dignified reality. Keiko Muto has created an artistic space filled with mystery, which can hardly be classified as just another magic show. When she is on stage, nobody can take their eyes away from her enchanting world.


 彼女の演技に潜む、光と影が好きです(なので、上記のタイトルも『陰翳礼賛』としました)。これは動画で観ても伝わらないんじゃないかな、と思います。彼女の演技を観た後、Cathyは涙ぐんでいました。彼女の演技には、不思議な力があるんですよ。こう、マジックだけじゃない、不思議な世界観と言いますか。もっと彼女の演技を多くの皆さんに観ていただきたいなぁ。

 ショウがはねて、会場を出ますと、そこに深井洋正さんがいらっしゃいまして、10年ぶりにご挨拶をさせていただきました。深井さんの顔には「お前、何しとんねんっ!」とハッキリ書いてあって、大変恐縮してしまいました。

 そして、武藤さんに挨拶を。彼女とCathyが抱き合っていた様子が、凄くほほ笑ましかったです。



 こんな凄いパブリックショウとコンベンションを主催されているトリットさんのご苦労は、並大抵のものではなかったと思います。また機会があれば、絶対に参加されていただきたいと思いました。

 ショウが終わってすぐに帰路に就きました。途中、高松自動車道のサービスエリアで美味しい生大福を見つけたり、近江のサービスエリアで琵琶湖畔の夜景を楽しんだり、楽しいドライブになりました。たまに、こうした気合いの入ったマジックショウをしっかり観るのも良いものですね。

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琵琶湖の夜景が本当に凄かったです!



【おまけ】高松の風景から。

アンジェラアキ、パクリ疑惑
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ゴルゴ13、パクリ疑惑
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追記(6月2日):ひかりさんのお名前を間違えて掲載してしまいました。お詫びさせていただくとともに、訂正させていただきました。

恥ずかしながら、戻って参りました!!

 ゴールデン・ウィークは、もはや忘却の彼方へ。私はゴールデン・ウィークも通常営業なので、なんの喜びもETCカードを使う理由もありません。気がつけばもう6月じゃないですか!!

 先にアップした「ゆで卵の謎」についてのメール、沢山頂きました。ありがとうございました。私が忘れてしまった解説書についてのヒントを沢山頂いたので、今それらの著作を買い漁っています(笑)。科学の実験の本だった可能性が、今の段階では非常に高いですね…。何か幼い頃に読んだ覚えがある本がありました。

 最近、最近読了した本の中で、気になった本を4冊ほどご紹介してみます。ただし、すべて奇術関係の本なので、その点はご了承くださいね。
(一般文芸書ですと、村上春樹さんの『1Q84 BOOK3』読了。一口に感想が纏められない位、凄くて重い。いしかわじゅん氏の『ファイヤーキング・カフェ』も。世界観が素敵。沖縄に行きたくなります)

※書名をクリックすると、購入ページや情報ページにジャンプします。



『MAGIC BOYS』(大久保加津美 編・著、柴田ひろあき 写真、きんとうん出版刊、2010年)

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 巷で話題の、日本各地にいらっしゃるプロからアマチュアまで総勢200名以上のマジシャンを2年の歳月をかけて撮影した写真集です。買おうと思っていたら、ちょうどボナ植木さんのショウで発売されていたので購入しました。
 
 まず、皆さんがいい顔をしていらっしゃるのです。WOWでお馴染の益田克也さんの笑顔は本当に素敵です。途中で挟まれる、ちょっとしたコラムも雰囲気が良いんですよね。あと、カズ・カタヤマさんのエッセイ「なぜ舞台に立つのか」は、これだけでこの本を購入して良かったと思う熱いコラムでした。
 
 あ、あとこの写真。

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どーん!

 お馴染、深井洋正さんですが、インパクトがありすぎます。この写真は裏表紙なのですが、ボナ植木さんもショウの途中で、この本を持ちだして突然深井さんの頁を開きながら「あー!ビックリした、深井さんだ!」と驚くギャグを繰り返し演じていらっしゃいました(笑)。この深井さんの写真が、見開きでドーン!と掲載されているのを想像してみてください。
 惜しむらくは、亡きマーカ・テンドーさんが収録されていないことでしょうか…(丁度先日、1周忌でしたね)。

 東京ではこの本の出版に合わせて、カズ・カタヤマさんやTONおのさかさんなどのトークショウやマジックショウが開催されていたよう。一度、邪魔してみたかったです。
 マジックに興味がある友人、知人に読ませたくなる本でした。この内容で1800円ならば、リビングのコーヒーテーブルの上に置いておいても恥ずかしくないですね。



『KNACK MAGIC TRICKS』(Richard Kaufman著、Globe Pequot Press刊、2010年)

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 先日東京で親友リチャードと逢ったとき「ほい、活字中毒者が欲しいブツだぜ!」とからかわれながら頂きました。リチャードといえば、ゴリゴリの専門家向けの奇術解説書というイメージが強いですよね。
 実際私の手がけた『デレック・ディングル カード・マジック(コイン・マジックもあります)』も確実に専門家向けですし、最近発売された『ラリー・ジェニングス カード・マジック』も硬派なカード・マジックの専門書です。

 そのリチャードが一般向けの奇術解説書を初めて書き上げました。それがこの『KNACK MAGIC TRICKS』です。『KNACK : Make It Easy』シリーズは、海外の『For Dummie』シリーズや『The Complete Idiot's Guide』シリーズ(これ、本当に酷い題名だといつも思う…でも、日本だとMBAとかの参考書になっちゃうんだよね)と並ぶ、ポピュラーな入門書シリーズの1つで、この『KNACK』シリーズ初のマジックが登場したことになります。

 解説されているマジックの多くがクロースアップ・マジックであり、サロンでも出来るマジックもちらほら、全部で60種類のマジックが解説されています。種類も、カード、コイン、ロープ、カップと玉、メンタリズムまで豊富に揃っています。リチャード自身も登場して、非常に良い顔で写っています。とても、あのイタズラとミッキーマウスが大好きなオジサンだとは思えません!

 まず、解説が非常にシンプル。
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 写真の下に必要最小限のセリフと動作が書いてあります。これは流石カウフマン!と言うべき真骨頂でしょう。一番最初に何を演じるのか、分かるようになっていますので、初心者でも解説についていくことができます。そのお陰で、わが家の奥さん、Cathyは、高木重朗先生の4枚のエースの手順を楽々マスターしてしまいました。旦那が家を空けている間に、何をしてるんでしょう!!
 写真は奥さまのリズさんが撮影されています。元々雑誌の編集長をされていたので、書籍映えする良い写真になっていますね。
 
 そしてその作品群も非常に豪華です。日本からは高木重朗先生、沢浩さん、ヒロ・サカイさん、海外はポール・カリー、スチュワート・ジェイムスといった過去の名人から、ジム・ステインメイヤー、マックス名人、ウェイン・ドブソンといった現在の名人の作品がゾロゾロ登場しているのです。簡単なマジックから、カードマジックの名作「シカゴ・オープナー」(ここで解説されている基本技法にはビックリされると思います。これで良いんだ!と膝を打ちました)、ちょっと仕掛けがいるけれども不思議なスプーン曲げなど名作揃いです…というか、初心者にこんな良いマジックを教えてモッタイナイ!とリチャードに文句を言ったほどです。

 マジックの歴史や考案者の逸話、詳しいコツなどが分かりやすく書かれています。ちびっ子でもマジックが出来る!ということで、こんな写真も。

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娘さんのエマちゃんまで登場!

 リチャードが言うように「家内制手工業だぜ!」という言葉はウソではありませんでした。

 ここまでしっかりした初心者向けの奇術解説書も珍しいです。これでお値段1700円ときたら言うことないでしょう。日本のAmazonでも扱っていますし(上のリンクは日本のAmazonです)、もしリチャードのサインが欲しい方は、Geniiのオフィスに連絡してください。送料込みで32ドルですが、彼がサインをしてくれますよ。



『Toy Box vol.10』(FMAGIC刊、2010年)

 前のエントリーでチラリと書かせていただいたのですが、大阪の素晴らしい研究家、石田隆信さんの動向を要チェック!と言っていたのがこれです。
 カニバル・カードの歴史的変遷などを緻密に研究されています。これぞ、奇術論文のお手本といった内容です。石田さんの論文を拝読して、もう一度カニバル・カードを組み立て直そうと決意しました。
 そして、今回面白いのが、マジックショップ大手フレンチ・ドロップ社のウェブショップ内で執筆されている「連載コラム」と連動して、お互いを補完しあっているのですね。試みとしても面白いですし、内容もより深化してタマラナクなりました。
 嬉しいことに、私が以前アップして個人的にお気に入りのこのエントリーについて言及していただきました。

 石田さんの論文はもちろんのこと、Yuji村上さんの実用的な作品、二川滋夫先生の脱力系作品、真田豊実氏のエッセイなどを楽しむことができます。


 
『Silent Runnning』 Ben Harris著

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 オーストラリアの才人、ベン・ハリス氏の最新作です。
 先日ヒロ・サカイさんがオーナーをされているI-Magicさんから依頼を受けて、この小冊子すべてを翻訳しました。自分が訳したから言うわけではありませんが、久々のメンタリズム(超能力風味のマジック)らしい作品で、凄く良く出来ています。(あ、これ以上この作品が売れても私には一切ギャラは発生しませんからねっ!)

 本当は言わないほうが良いのですが、ベン・ハリス氏の作品というものは、当たり外れが非常に多いのです。昔から「しまったー!」とか「これは珍しくラッキー!」とか、商品を手にするたびに叫んでいたものです。しかしこの作品は想定外でした。正直に言えば、まったく期待していませんでした。最初は何の気なしに読んでいたら、読む手が止まらなくなり、興奮状態で読み終わった直後Cathyを実験台にして試してしまったほどです。そして、これが大成功! それからしばらくはこの現象をやりこんでいました。

 現象は、観客からはこう見えます:

「今からあなたのイメージする力を使って、ちょっとした実験をしたいと思います」

「まず、1から10の間の数字を1つ心の中に思ってくださいーでも、何も言わないで!思いましたか?」

「次にカードのスートを1つ心に思ってくださいーダイヤ、クラブ、ハート、スペード…ーでも、何も言わないで!思いましたか?」

「では、その数字とスートを組み合わせて出来る1枚のカードをイメージしてくださいーでも、何も言わないで!カードをイメージできましたか?」

「ここで確認ですが、あなたがそっと心に思った数字を誰も知ることはできませんね? そっと心に思ったスートも知ることはできませんね?そして、イメージしているカードはあなたの頭の中にしか存在しませんよね?同意して頂けますか?」

「それでは、そのイメージしているカードに集中してください」


 一部はゴニョゴニョと割愛しましたが、観客は確実にこのように感じます。そして、このとき、あなたはもう観客が何のカードを心に思っているか分かってしまっています。いわゆる「Think a Card」というマジックの一種なのですが、技法を使わずに達成してしまっているのです!

 このテクニックを使ったマジックが3種類解説されていて、そのどれもが素敵な作品です。その後で書かれているボーナス・イフェクトでは、デヴィン・ナイト氏の作品とスティーヴ・シュフトン氏の作品が抜群に良く出来ています。

 そして、I-Magicで購入するとさらに素敵なことが!

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 なんと、ヒロ・サカイさんが考案した凄い改案が無料で付いてくるのです! そして、この作品に存在する極僅かな瑕疵を無くす方策も解説されています。良く考えれば、その通りなのですが、コロンブスの卵って今でもあるんだなぁ、と思ってしまいました。このオマケ、別売りで3000円してもおかしくないほどの作品です(デックが付いたら4500円でも良いくらい!)。

 素敵なメンタリズムがお好きな方には是非にお勧めします。何も道具なしで、デックすら使わずに行なえる、良く出来た「Think a Card」は、あまりお目にかかることはできないですから。6500円という値段設定も、ただタネが知りたいだけのひやかしさんには手が出せませんし、本格的に超能力風味のマジックを演じられる方にはそれほど高すぎる訳ではないので、絶妙だと思います。7月に発売されるこの小冊子の第2弾である『RUN SILENT, RUN DEEP』もwktkで待っています。

 ちょっと宣伝になりますが、大阪のFields Magic Entertainment社さんから、もう少ししたら私が翻訳した「Think a Card」の冊子が発売されます。内容もさることながら、オーナーの川島友希さんからの依頼で壮大な「訳者あとがき」を執筆しました。「Think a Card」の歴史からその詳細な分類まで、20頁以上にわたって書き下ろしたのです。この分量は、狂気の沙汰としか思えません(良い意味で!)…つか、「思う存分書いて欲しいんですよ!」と川島さんに言われたときはビックリしました(笑)。このマジックの歴史とプロットに興味がある方には、是非にとお勧めできます。

 あ、あと、ハリスさんが最近再版された、浮かぶデック(Ultimate Floating Deck v.2)も素敵ですよ。20年以上前にご本人から教えていただいて、必死に練習したのを思い出しました。
 角度はすこし弱いですけれど、掌からデックがぶわーと浮かんでしまいます。もし、奇術専門誌『Genii』誌2010年3月号をお持ちの方は、イギリスの才人アンジェロ・カルボーン氏の「浮かぶデック」と比べるのも一興でしょう。共に仕掛けの無い一組のトランプさえあれば演じることが可能です!(ただし!他の人のデックでハリスさんの方法を演じると、後で嫌われてしまうかもしれないよ!とだけ言っておきます…)



【オマケ】
ここで問題です。次の写真をご覧ください。

(1)うーん…
moohead.jpg


(2)うーん…
harrishead.jpg


(3)うーん…
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 さあ、どれが頭痛薬のパッケージでしょう?…つか、メンタリストって、なんで片頭痛持ちばかりなんすかね?(モヤモヤさまぁ~ず2のナレーター、ショウ君風にお読み下さい)

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Author:yuki_the_bookworm (a.k.a "べたねば")
何げない日常の中の、本と料理とマジック。

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