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Genii 75th Birthday Bash Day 2 (Part 3)

(→Day 2 Part 2からの続きです)

 歴史と権威ある奇術専門誌『Genii』の創刊75周年を記念して開催されたマジックの大会に参加するためにフロリダはオーランドにおります。Day2の夕方までのスケジュールが無事に終了しました。



 凄かったクロースアップ・ショウとパーラーショウが無事に終了。先生Jamyに誘われていたディナーへ出掛けることに。

 今宵出向いたのは、会場と直結したショッピングモールの中にあるイタリアンレストラン“Buca di Beppo”。先生Jamy曰く「ホテルのレストランはちょっとイマイチだし、19時からのTamarizのレクチャーに遅れる訳にはいかないから、近場のここにしてみたよ」とのこと。

 アメリカでは有名な(日本のファミリー・レストランのような)イタリアンのチェーン店で、店の内装は丁度日本にもある“The Old Spaghetti Factory”に似ています。(え!?今知りましたが、OSFってこんなに店舗が減ってしまったの!?)
 ここはコスト・パフォーマンスがかなり高いレストラン。味も悪くありません。そして量が半端無いことでも有名です。そのため、お店は大変繁盛しておりました。

 この日のディナーは、このような皆さまとご一緒でした。

dinner.jpg
左手前から奥へ:John Carney、Roberto Giobbi、先生Jamy
右手前から奥へ:私、有名なマジッククラブの会長さん、Eugene Burger
(敬称略)

 Carneyさんは今日の演技が外的要因による不完全燃焼だったために「あまりにも客席から反応がないからタネが見えてたのかと思ったよ…演技が見えてなきゃ、そりゃ反応しようがないよね…」と、ちょっとガックリ。それを皆さんが慰めておりました。
 
caramari.jpg
カラマリ(イカ)のフライが美味しいけど、量が多過ぎ!

 ここで面白かったのは、クリエイティビティー(創造性・独創性)に関するお話でした。丁度、私が主催している読書会の次回テーマがクリエイティビティーに関する話になるので、その時に詳しい内容をお話しすることにしましょう。
 
 イタリアンを食べながらモリモリ会話をしていたら、アッという間にTamarizさんのレクチャー直前に。皆で慌てて会場へと向かいました。



 スペインのマジックの神様、Juan Tamarizさんのショウとレクチャーは爆笑と不思議のオンパレードでした。奇術愛好家の多くは、ある意味マジックのタネをすでに知り過ぎてしまっているために自家中毒を起こしている状態になりがちで、マジックを見て驚くと言う事がほぼありません。
 しかし、Tamarizさんは満員の会場にいたすべてのマジシャンを、たった一組のカードを使うだけでノックアウトしました。あっと言う間の90分強で、マジックを始めた頃の、あの新鮮な驚きと衝撃を思い返させて頂きました。

 どれだけ言葉を尽くしてもTamarizさんのショウを言葉で伝えることは不可能ですのでこれくらいにしますが、舞台に上がった男性客が自分の上着の内ポケットに手を突っ込んで、そこにあるはずのないカードがあることが分かった瞬間の唖然とした表情がすべてを物語っていたと思います。驚きのあまり、この男性客の身体が一瞬硬直してしまったのです!

 この大会でドキュメンタリー監督として有名なカナダのDaniel ZuckerbrotさんがTamarizさんのドキュメンタリーを制作するために取材にいらしていて、いろんな方々にインタビューをしていました。

 私もそのインタビューに参加して「昨日のレクチャーはどうだった?」「Tamarizってどんな人?」と質問をされてこう答えました。

 「レクチャーは本当に信じられなかった(Un-fu*kin'-believable)」「彼はモンスターで、魔法の世界に棲む不思議な生命体で(Magical Creature)、確実に言えるのは今の時代において世界一のマジシャンだと言うこと」

 その後、個人で撮影されたときは「滅多にお目にかかれない、驚きの瞬間(Moment of Astonishment)を誰に対しても―マジックのスノッブから、一般の観客にまで―喰らわすことができる唯一無二のマジシャンだと思います」と答えておきました。

 あとでDanielさんに「Yuki、ありがとう!」と言われたので、どうやら的外れな意見ではなかったようです。



maxsanminchsan.jpg

 その次はMax名人のレクチャー。

 マジシャンの秘密兵器とも言えるあるテクニックについて、1時間じっくり解説をしました。このDVDに詳しく解説されているのですが、しかし、ライブで名人がこのテクニックを使いこなす様子を実際に見るというのはまったく違います。一言、眼福でした。

 この大会で思ったの事の一つが「本物を実際に、そのホームグラウンドで見る」大切さでした。今はすべて疑似体験ができる世の中になりましたが、本物を実際に知る経験には敵いません。表層は理解できるかもしれませんが、その奥深さまでは理解できないでしょう。

 実は、帰国後この事についてビックリした話を知りました。それはDay 3にて。

 一つ感じたのは、この秘密兵器は魚釣りやダンスの心得と同じだな、ということ。パブリックな場ですので、ここまでとしておきます。いくつか心にひっかかっていたことが解決したので、本当に勉強になりました。



cooler.jpg
これ、本当に凄かった。

 今日最後のレクチャーはスウェーデンの若き天才、Christian Engblomさん。まぁ、本当に賢いアイデアを沢山もった方で、今回のこの大会で「あぁ、新しいことを学んだなぁ」と思ったのはEngblomさんだけだったと言って良いでしょう(何故私がこう思ったか?は、また後でじっくりと)。

 たった45分の短いレクチャーでしたが、凄く不思議なトライアンフや3人が自由に選んだカードを不可能設定の下で当てる作品など、感心することしきりでした。

 これで、Day 2の日程はすべて終了しました。



 そしてこの夜は、クロースアップ・マジシャンの前田知洋さんとずっと語り合っておりました。そして、いろいろな事を考えていました。それについては、次回からの特別編で語り尽くすことにしましょう。

 次回の更新で、ついに前田さんが満を持して登場します。お楽しみに!!

Day 2 特別編:ある秘密の断片(その1)へ続く) 
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