FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

memorandum #6

 大変ご無沙汰になってしまいました。本当に長い間このブログを留守にしてしまい、申し訳ありませんでした。妻のCathyともども、今年もよろしくお願い申し上げます。
 皆さまは素敵な年末年始をお過ごしでしたか? 



 私の年末は、20年来の付き合いになるノン・マジシャンの親友が可愛い彼女さんと我が家へ来て、元旦に電撃入籍すると聞かされてビックリしたり(Kくん、Aちゃん、おめでとう!)、この地方へ遊びに来ていた従兄弟のBrandonくん(今年から小学校)と一緒に「ポケモンバトリオ0」に燃えたり(モンスターの属性とか結構覚えている自分に驚きました。彼が欲しがっていたカイオーガのチップをゲットしてあげたら神扱いされましたww)、納まらなかった仕事をしたり、あの仕事をしたり、年末進行で手が付けられなかった仕事を再開したり(SSさん、ゴメンなさい!)、放置状態だった仕事に手を付け始めたり(Kくん、ごめん!)、英語の講師をしたり(がんばれ、受験生!)、おせち料理を何品か作ったりと、大変気ぜわしかったです。
 結局、ほぼ休めずで年末年始は終了してしまいました。

 そういえば、松尾豊氏の論文「なぜ私たちはいつも締め切りに追われるのか」が相当面白かったです(pdfファイルなので、開くとき注意!)。職業ライターの方は必読。この文章を読んだおかげでネルー値が下がってしまいました。(私信:ボナ植木さまへ:絶対お好きな文章だと思います!)



 こんな慌ただしい時でも、やっぱり正月気分くらいは欲しいじゃないですか。我が家では今年も「凧茂本店」の和凧を飾りました。

japanesekite.jpg
 
 ここのお店は、全国に和凧を卸している有名店。お正月番組を見ていて、セットの装飾に使われている和凧を見てみると、その多くが「凧茂本店」の和凧なんですよ! デザインが渋くて、大好きなんです。今年の寅はここ数年で一番気に入っています。このお店は一度お邪魔すると、いろいろな和凧を見てしまい、小一時間は帰ることができません。



 バタバタしながらも、唯一、映画『アバター』をアイマックスシアターの3Dで観てきました。大変迫力のある映画でした。素直に感動して、Coolという言葉がピッタリでした。ジェームズ・キャメロン監督は凄いなぁ。これは今後の映画で1つのマイルストーンになるような作品になると思います。
 ただ、この映画を観て、ちょっと心にひっかかっていたことをズバリ書いてある面白いサイトがありました。英文翻訳を使ってお読みください(但し!アバターを観た方限定ですよ。じゃないと、映画のネタバレになります)。



 年末年始のテレビは食指が動く番組があまり無く、大みそかと元旦にBSフジで連続放送されていたアニメ版「のだめカンタービレ」をCathyと共に。そして、その面白さにビックリ。
 地上波で放送されていたときCathyだけが面白がって見ていたので、一緒に見ておけば良かったと後悔。今さらながらコミックスを買い漁ってしまいました。時間が空いたら、一気読みすることにしましょう。上野樹里さん主演のドラマも映画も原作に忠実で面白いそうなんで、これも時間が空いたら見てみる予定。
 なになに、今月からアニメ版のフィナーレが放送予定らしい。これはチェックしないと。
 
 あ、BS-TBSの名番組『あけまして酒場放浪記』も、いつもながらのグダグダ感満天で面白かったです。吉田類、最高。

 あと面白かったのは衛星劇場で放送された「魔術の女王」くらいかなぁ?
1936年の映画ですが、お好きな方にはオススメします。天勝も登場しますよ。スカパーやケーブルテレビで衛星劇場が視聴できる方は、チェックされると良いかもしれません。1月15日に再放送されますよ!



 運転免許証の書き換えへ。うっかり眼鏡を忘れてしまったら、受付の係員さんに「視力がいかんかったら更新できんからね! 気合いを入れて見たってよ!」とこの地の方言丸出しで言われました。
 年末年始の忙しさのために、この日を逃したらもう更新期限が来てしまうギリギリの日程だったので、思いっきり気合いを入れて視力検査に臨んだら、「なにあんた、眼、そんなに悪くないがね」という係員さんの言葉と共に、なんと「眼鏡等」の条件が外れました。眼力を込めすぎたので、その後の講習でDVDの映像がはっきり見えなかったのは内緒です。でも、運転には眼鏡をかけますよ!



 そして、今週はじめからは仕事始めの挨拶回りに駆けずり回りました。このブログはマジック周辺の話しになりますので、それに関連した仕事始めの話でも。



 私の住む地域でいろいろお土産を買い込んで、東京へ向けていざ出発。途中、頂に雪を纏った朝日に輝く富士山と由比ヶ浜の絶景には、夫婦でうっとり。由比のPAで車を停め、しばし絶景を楽しんでいました。そして、良い時間に東京へ到着。 



 待ち合わせ時間にはまだ早いので、東京インターから程近い西荻窪に立ち寄りました。目当ては、和菓子の名店、喜田屋さんの豆大福! 
 関東に住むまでは、豆大福が美味しいと思ったことがありませんでした。しかし、護国寺の群林堂さんの豆大福を食べて、それまでの私の考えが破壊されました。そして、この喜田屋さんの豆大福も負けてはいません。高輪の松島屋さん、群林堂さん、喜田屋さんは豆大福界のベスト3だと思います。

beansricecake.jpg
どーん!

 まずは、この大きさ! 薄い皮と表面いっぱいにゴツゴツとまぶされたエンドウ豆がそそります。このヴィジュアルは甘味好きにはたまらないでしょう。そして、一口ほお張れば、美味しいくって上品な粒あんとホコホコしたエンドウ豆のしょっぱさ、薄皮のもちもちさが口の中いっぱいに広がります。あぁ、日本に生まれて良かった…。
 この日はちょうどほぼ開店と同時にお店に入りました。お店の正面の写真を撮影して、義母のCindyさんに「さあ、どーこだ?」と写メを送ったら、速攻で「いいなぁ~。豆大福、美味しいよね~」と返事がありました。なので、Cindyさんとお正月休みで帰省していた義姉のBrendaさんのためにお持ち帰りと、カズカタヤマさんへのお土産、そして私たち夫婦用で結構な量を買い占めました。
 中野、荻窪方面へ出向かれる方は、ここへ立ち寄って損はありません。豆大福はお昼くらいには売り切れてしまうことが多いので、早めに行かれることをオススメします。



 そして、最初の目的地、東京堂出版へ。

 マジック担当の編集者Nさんと、わたしの英語の著作を担当していただいたWさんに年始のご挨拶。坂角のゆかり(この金色缶は、エビの味が濃くて美味しい)をお土産に。
 Wさんには「あ、年賀状送ったのにくれなかった薄情者には、お土産はないよ~だ!」と言ったら、いそいそとデスクの上から未投函の年賀状の束を取りだし、その中から「はいよ!」と年賀状を手渡し…。え、えっと、この事務所からすぐの所に郵便局があると思うのですが…。それよりも、早く出さなくて良いのか!?

 そして、年末年始の呑みの激しさが顔に現れていたNさんといろいろな話。今年は藤山新太郎さんの「そもそもプロというものは」、荒木一郎さんの「テクニカルシリーズ」のお札編のあと、翻訳チームとしては、TONおのさかさんが担当している『Jennings '67』(Richard Kaufman著、Kaufman & Compamy刊、1997年)が夏頃までに、そしてその後でカナダが産んだ天才クリエイター、Stewart James氏の名著『Abbott's Encyclopedia of Rope tricks for magicians』が出版予定(親しくさせていただいている、カナダの名手David Benさんが作ったジェイムス氏のサイトは必見)。

『Jennings '67』は、名手ラリー・ジェニングス氏が一番脂が乗っていた頃のカードの良作がゾロゾロ解説されている名著の1冊です。特に「オープントラヴェラー」に関する歴史的な見解と氏の作品には注目してください。
 『The Encyclopedia of...』は、ジェイムス氏が編纂したロープマジックの傑作選。知られていないけれども不思議なロープマジックが、そこかしこに隠されています。
 私個人でちょっと詳しく調べているロープマジックがあるのですが、その生い立ちなんかもチラリと載っていたりします。ロープマジック好きな方は必携です。

 私の担当する翻訳も進みだしそう。今著作名は言えませんが、本当に良い本ですよ。Old Schoolからは、今も学ぶことが沢山あります。詳細は、しばしお待ちを。

 それにしても、出版業界の話はしょっぱい話がかなり多いです。大手、中堅、弱小の編プロ問わず、そして東京堂さんもご多分に漏れません。『The Magic』誌の合本を待っていらっしゃる方、しばらく時間がかかってしまうようです。それに出版の部数も極端に少なくなってきていますね…。でも、ニッチな市場はまだまだあるはずじゃないのかなぁ、とNさん。

 結構真面目な話をしていたら、突然「そういや、なにあの餃子、すげえ美味しそうじゃん。良いグルメブログじゃん!」と突っ込まれました。ブログについて、一言も話してないし、え、えっと、このブログ、マジックの話もちゃんとしてるつもりなんですが…orz
 でも、実際にマジック関連以外の検索で来られる方は、ほぼ「スパイシーツナロール」または「手作り餃子」で来られる方ばかりというこの事実…orz
 そして、声を大にしてこのことを伝えたいですね。

東京堂出版のみなさん、仕事場でブログを読んでる人がここにいます!!
 


 そして、その後マジックの聖地マジックランドへ。TONおのさかさん、ママおのさかさん、小野坂聡さんに年始のご挨拶。TONさんには、我が家の飲ん兵衛Cathyが選んだ般若湯、ママさんには季節限定の「栗入りきよめ餅」を。

 開口一番、TONさんから「ブログ、結構評判が良いみたいだね」と言っていただけました。実はこのブログ、TONさんからも「電気の箱(TONさん語で「パソコン」の意)とも、そろそろ上手く付きあわないといけないよ」と言われたことも始めたきっかけの1つだったのです。

 その他、今後考えているアイデアをTONさんに伝え、またまたそれに関する的確なアドバイスをいただきました。流石、仙人です。また、誰にも話していない話しをズバリと当てられて、かなり動揺してしまいました。
 気がつけば、アッと言う間に2時間…。この間、Cathyはママさんとダイエットについて仲良く語り合っていたようです。ランドも今年はいろいろ企画があるよう。大変楽しみです。



 すると、ランドの入り口からカズカタヤマさんが登場。今日はランドでカタヤマさんと待ちあわせて、荻窪方面へ出掛けることになっていたのです。新年のご挨拶をして、先ほどの豆大福をお渡し。
 まずは浅草橋へ。ここは手芸材料や繊維関連の卸業者の密集地帯。カタヤマさんは仕事用のシルクを、私はロープ切り用のロープを購入。

 そして、荻窪へ。カタヤマさんお気に入りのインドカレーのお店「Nataraj(ナタラジ)」へ。
 カタヤマさん曰く「ここはベジタリアンでも食べることができるカレーなんだよ」とのことで、ワクワクしながらオーダー。
 前菜のサラダも、豆を潰したペーストを使ったドーナツとチーズを使ったソースも素晴らしい! このドーナツ、知らずに食べたら魚のすり身にしか思えない不思議。
 そして、各々注文したカレーとナンが登場。

curry.jpg
(撮影:カズ・カタヤマ)

 ナンはそれぞれ左上からガーリック、右上端のがセサミ(ゴマ)。写っていませんが、普通のナンもオーダーしました。まず、ナンが美味しい! 絶妙のモチモチ感と独特のコクが素晴らしい。Cathyセレクトのセサミナンは、香ばしいゴマの風味が口いっぱいに広がります。そして、私の選んだガーリック。もうね、ガーリックの利かせ方が絶妙で、これだけでビールがどれだけ呑めることか。カタヤマさんと「酒量が増えるとは、なんとけしからん!」と言いながら、パクパク食べてしまいました。

 そしてカレー。写真の左側のがチャナマサラ(豆のカレー)、中央上の緑色のがパラクパニール(チーズとホウレンソウ)、右側のがナタラジきのこ。豆のカレーはヒヨコ豆がホクホク! ナタラジきのこは、中に小麦粉のグルテンから作られたお肉が入っています。黙って食べたらお肉としか思えないのです。それにキノコの風味とうま味が上手く引きだされています。
 そしてカタヤマさんが一番オススメだった、パラクパニール。インドのカッテージチーズとホウレンソウのペーストが入っているカレーで、チーズのコクとホウレンソウの甘さがカレーソースと絡んで得も言われぬ美味しさ。インドカレー好きの方にはオススメできるお店です。ヘルシーなので、女性でも安心してインドカレーが楽しめます。
 カタヤマさん曰く「ランチも1000円でオススメ」とのこと。この味で食べ放題で1000円なら、私が東京在住だったら絶対に通っていると思います。



 このお店では、カタヤマさんと数時間語らいました。右のリンク欄に追加させて頂きましたが、カタヤマさんもブログ『奇は奇術師の奇』を昨年末から始められています。カタヤマさんらしい、ちょっとスパイシーなマジックに関する意見から、映画、演劇、そして天下一品のラーメンの話まで、面白い文章が楽しめますよ。
 来月には、カタヤマさんのライヴが開催されます。

kazu_flyer.jpg

「CUBISME(キュビスム)」
出演:カズカタヤマ、神雅喜、ゆみ、MAYACO、荒木巴、チカパン
演出:鈴木徹
日時:2010年2月13日(土) (1)17:00~ (2)20:00~ (2回公演)
場所:武蔵野芸術劇場
入場料:3500円(前売 3000円)


 この出演メンバーで、演出が天才クリエイターの鈴木徹さんでって言うなら、これは必見のショウだと思います。関東地方の方には、是非にとオススメします。残念ながら、私はこの日地元で開かれる別のイベントに参加することになっていて、「ライブするなら、早く言ってくださいよ~!」と思わずカタヤマさんに愚痴ってしまいました(私が参加するイベントについては、後日アップします)。

 ブログの製作秘話から、ここではちょっと書けないようなマジックの話まで、本当に沢山の話をさせていただきました。気の置けない素敵な大先輩と一緒に美味しい料理を食べながら、気合いの入った会話を楽しむというのは、時間がどれだけあっても足りません。
 
 特に印象が残ったのは「自然さって何だろう?」という話と「Youth Cultureとマジック」の話。近いうちにアップする予定の話だったので、そのアウトラインをカタヤマさんに聞いていただいて、また文章を練り直すきっかけになりました。この2つの話とも、近日中にアップしてみたいと思います。
 「古典から何を学ぶべきなのか」という話もあるのですが、ちょっとここではオフトピックスに。あと、もしカタヤマさんにお逢いする機会がある方は、カタヤマさんに「不自然なダブルリフトの話って何ですか?」と質問されると、こっそり大変面白い話を聞かせていただけるかもしれません。



 そしてその後、荻窪邪宗門へ。
 マジックをされているベテランの方ならご存知、創業1955年の老舗喫茶店です。2003年にお亡くなりになったフロタマサトシ(風呂田政利)さんが宗門(マスター)をされ、亡き高木重朗先生、泡坂妻夫先生など、凄いメンバーが参加していらっしゃった「邪宗門奇術クラブ」の本拠地でもあります。

 今日は海外の友人から託されたメッセージを伝えるために、「ママさん」と慕われる風呂田さんの奥さまの下を訪れました。お店の中はイタリアのランプが垂れ下がり、壁には洒落た絵や泡坂先生のサインが掛けられ、 昭和にタイムスリップしたような雰囲気。壁掛け時計の「ボーン」という音も大変洒落ています。
 
 気品のある風呂田さんの奥さまに友人からのメッセージを託し、美味しい珈琲と共に奥さまの芸談をたっぷりとお聞かせいただきました。奥さまも亡き石田天海氏の教え子であり、素晴らしい6枚シルクを和服でジャズに乗せて演じられます。
 長年培われた審美眼、名人だった師や素晴らしいマジシャンだった風呂田政利さん直伝の考え方、それらを総合して深い教養と共に語られるお話しの1つ1つには、カタヤマさんと頷きっぱなしでした。特に、奥さまから見た現在のマジックに関する考察は自戒ともなりました。

 「もうね、天海の考えっていうのはね、1つしかないんです。『自然になりなさい』って一言なんです。天海は一挙一動をすべて自然に見せたいがために、死ぬまで改良を続けたんです」と熱く語る奥さまの眼差しを見ていたら、今年も頑張らないといかん!と自然に気合いが入りました。気がついたら2時間ほどお邪魔してしまいました。



 アッという間の挨拶回りでした。今年もボチボチ、私のペースで進んでいきます。ちょっとしたプロジェクトも始動します。皆さんに楽しんでいただけるようにやってみます。ご期待ください!

 追伸:そうそう、10000アクセス(今はすでに15000アクセス)記念の企画、もう少しお待ちください。私の好きなマジックを、期間限定でアップする予定です(但しパスワード設定をしますので、あしからず)。

 追伸2:以前ご紹介した「ConCam Monte」ですが、日本のマジックショップでも扱い始めたようですね。これはオススメ。実用的なマジックがお好きな方は、是非どうぞ。

1月9日追記:1つ面白かった動画をリンクするのを忘れていました。「2009年を90秒で」
プロフィール

yuki_the_bookworm  (a.k.a "べたねば")

Author:yuki_the_bookworm (a.k.a "べたねば")
何げない日常の中の、本と料理とマジック。

カテゴリ
最新記事
カレンダー
08 | 2018/09 | 10
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
月別アーカイブ
メールフォーム
※本ブログへのご意見・ご感想のみお送りください。マジックに関する個人的なご質問・ご依頼等には一切回答出来ませんのでご了承ください。 また、戴いたすべてのメールに回答出来ませんが、確実に筆者の手に届いております。(管理人)

名前:
メール:
件名:
本文:

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

RSSリンクの表示
検索フォーム
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。