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"Having An Old Friend for Dinner..."

“The language of friendship is not words but meanings. ”
ーHenry David Thoreau


 久々に、旧友が私が住む街にふらりと遊びにいらっしゃいました。京都在住のプロマジシャンであり、創刊20年を迎えた奇術専門誌『掌- PALM -』誌の編集長でもあるYuji村上さんです。
 このエントリーでもエピソードを書かせていただいたのですが、村上さんとはかれこれ20年ほど前に知りあって、ここ10年近くは逢う機会がほぼありませんでした。昨年秋に出版された初めてのレクチャーノート『Starting Members』(片山工房刊、2009年)も全国的に好調で、かなり品薄状態になっているそう(関東地方のショップでは、軒並み完売の模様。おや、もしかするとリンク先のマジックショップしかもう在庫が無いの!?)。
 このノートについては、先ほどのエントリーに想い出話と共に詳しく書かせていただきました。内容は抜群に良いので、完売する前に未読の方は読んで損はないでしょう。

 10年ぶりにあった彼は、本当に立派なマジシャン…ラヲタ(ラーメンオタク)に成長していました(もちろん、冗談! 彼はマジシャン、創作家としても凄いのです)。
 旅に出掛けると、予め美味しい食べ物をチェックして、その店に出向くというのが趣味なんだそう。まさか、東京のラーメンに関してこの地でじっくり語り合うことになろうとは…(私が住む地方でも、東京で流行っているラーメンをインスパイアしたお店が、本家の名前を冠して「○○系ラーメン」として紹介されるのですが、そのライターとか番組の構成作家が、どう考えてもその元祖の店の味を知らずに紹介していることが散見されて、非常に微妙な気持ちになることが多々あります)。
 いつか同時期に東京に出向くことがあったら、板橋周辺のラーメン屋さんを巡ろうか!と意見が一致しました。

 もちろん、私と逢う前に彼は『如水』『豚そば ぎんや』といった私が住む街で有名なお店をすでに制覇していました(あ、淡麗系の『如水』、ラーメンがお好きでしたらオススメします。街の中心地より少し離れているのですが、出向く価値は確実にあると思います。もしUGM社へ出掛けるなら、そこから歩いて10分くらいです)



 初日の夜は、我が家へ招待。本当に久しぶりなんですが、一瞬にして時間が戻って、まったく話が尽きません。我が家の飲ん兵衛、Cathyセレクトによる日本酒を酌み交わしながら、お互いの近況からマジックの話まで、今日がまるで「じゃあね」と10年くらい前に解散した次の日のように、あっという間に時間が縮まります。
 村上さんは今、京都の凄腕バーマジシャンである喜多充さんがオーナーのマジックバー『Magic Table』と、去年の秋オープンした『NINJA KYOTO』にレギュラー出演していらっしゃるそうです。
京都に出掛けられた際は、お店に行かれると楽しめると思います。

 お互いの今年やりたい事などを話していると、自分も頑張らないとな、と再確認できました。今度、二人でこの街でこんなことをやってみようか?…なんて話もあったり。企画が固まったら、このブログでお知らせしますね。面白くなりそうなので、請うご期待!

 非常に濃いマジックの話を長いこと話していたのですが、何となくタイミングが合わなくて、一度もデックを取りださなかったのは本当に不思議。次回はセッション決定ということになり、この夜は深夜に解散。



 翌日は、私が住む街を案内することになりました。それなら、この街じゃないと食べられない食べ物もエンジョイしてもらいましょう。まず、この街の朝といったらこれでしょう。

yukichoice.jpg
モーニングです。

 以前このエントリーでも書きましたが、珈琲などのドリンクを注文すると、無料でコンチネンタル・ブレックファーストが付いてくるのです。ここのモーニングは、少し量が少ない部類かなぁ…。
 村上さんのリクエストが「小倉トーストを食べたい!」ということで、今日は『おかげ庵』へ。ここは、この街が誇る喫茶店チェーン『コメダ珈琲店』が経営する甘味処。私は普通のモーニングにしましたが、村上さんはこれ。

ponchoice.jpg
つぶあん付きです。

 バタートーストの上にこのつぶあんを塗って頂くわけです。「なんで小倉トーストってゲテモノ扱いされるんだろうね? だって“あんパン”じゃん、これ。しかも温かくて、バターのコクがマッチして良いよね」と村上さん。まったくその通りであります。この美味しさを知らないというのは、かなり人生を損しているように思います。

 小倉トーストも美味しいのですが、このお店でさらに美味しい甘味があります。

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焼きミックス大福!

 小さな電熱コンロで自分で白大福とよもぎ大福を焼いて頂くのです。なんてこともない大福なんですよ。でも、炙ってちょっと焦げた大福が『ほんま、アホみたいに美味しいんよ!』(カズ・カタヤマさん談) 

yaki_2.jpg
この煙の感じと香ばしい匂いが最高にイカス(死語)!

村上さんもハフハフ言いながら完食。



 さあ、ランチにもちょうど良い時間となりましたので場所移動。悩んだ揚げ句に、味噌カツの名店『矢場とん』へと思ったのですが、村上さんは食べたことがないと聞いたので結局はここへ。
『あつた蓬莱軒 松坂屋店』です。

 ここのお店は「ひつまぶし」(「ひまつぶし」ではありません。この地方以外の方に、たまに本気でこう言われてビックリします)の老舗であります。「ひつまぶし」とは、刻んだ鰻の長焼きを小さなおひつに入れた、鰻ご飯なんですが、食べ方に特徴があるのです。

hitsumabushi.jpg
どーん!

 どうです、この美味しそうなヴィジュアル。これを3つの食べ方で楽しみます。1杯目は、そのまま。2杯目は、刻み海苔、ワケギ、山葵の薬味を載せて。そして3杯目はこれ。

unacha.jpg
うな茶!

 薬味を載せた鰻ご飯の上にお出汁をかけて、鰻のお茶漬けに。結構あっさり味のように見えますが、しっかり鰻、脂、秘伝のタレの美味しさが全面に出て、非常にゴージャスな味わいに。

 3杯とも、味の変化が劇的なので、非常に満足できて楽しめるんですよね。このお店は本当に優等生の味。他にも私の好きな「ひつまぶし」の専門店があるのですが、初めての方には絶対『蓬莱軒』に連れていきます。支店といっても、味が本店と変わらないのは非常に好感が持てます。
 (話は変わりますが、本店にいらっしゃる大女将も名物の1つ。非常に綺麗な名古屋弁を話されます。ちなみに、全国の皆さまに馴染み深いであろう「みゃーみゃー」話すのは、名古屋弁でも田舎の言葉で、今はレアになった本当の名古屋弁というのは、実は京言葉の影響を受けていて上品なのです。以上、豆知識でした)



 さあ、ランチを堪能したところで、ちょっとお茶でも。上の蓬莱軒がある同じデパートの中に入っている『HARBS 松坂屋店』へ。

 『HARBS』は、この地方発祥のアメリカンケーキのお店。洒落た内装と大きなケーキを楽しみに、高校生の頃から通っています。ちょっと背伸びをしたい学生にとっては、定番のデートコースでもあります。
 今では関西と関東に進出していて、初めて東京の六本木に出店したときは、同郷の友人カップルと妻のCathyと連れ立って、うはうは言いながら懐かしいケーキを食べに行った想い出があります。でもね、想い出バイアスがかかっているとしても、本店の味となんかちょっと違うんだなぁ…。
 大事なお客様が来たときは、本店かこの松坂屋店へ出向きます。松坂屋店の良いところはこの眺望。

sightfromwindow.jpg

 今日は生憎の曇り空なのですが、晴れた日には街の郊外に広がる丘陵地帯の緑が凄く綺麗なんですね。場所も落ち着いているので、何時間でもゆったり過ごせます。

この季節だと本当に美味しくなるので、私は名物ストロベリーケーキを。
yukicake.jpg
 
そして、村上さんはストロベリータルトを。
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 両方ともイチゴがゴロゴロ入っている、大変贅沢なケーキなのです。それでは、断面をお楽しみください。

pon_danmen.jpg
こりゃ、たまらん!

 村上さんが一口食べて「うわ、うまっ!」と言ったので、オールOKです。
 大変リッチな生クリームと絶妙なフワフワ感のスポンジが絶妙。旬のイチゴも最高で、口の中をさっぱりとさせてくれます。これなんですよ、HARBSのケーキは。結構量が多いので、若いお嬢さんたちは1つのケーキを数人で分けて食べることもあるようです。
 この他にも、フルーツがたっぷりのミルクレープや、バレンタインシーズンに季節限定で出るチョコレートケーキも非常に美味しいのです。あぁ、久しぶりに懐かしい味を堪能。



 お腹も一杯になって、ちょっと腹ごなしに散歩しながら、ここに行ってみようかということに。

towerfrombelow.jpg
テレビ塔です。

 丁度、東京タワーがリニューアルして、若いカップルが多く来場するようになって、それにあやかったのか、少し前にここもリニューアルして、凄く綺麗になったとは聞いていました。「恋人たちの聖地」という、大変気恥ずかしくなるようなネーミングもされています。私は20年以上ぶりに来場しました。テレビ塔がボロボロだった頃を思い出すと、本当に隔世の感があります。

 エントランスには素敵なお嬢さんたちがいらっしゃって、親切に案内をしてくれます。私たち2人に対して、4人で接客されるので、思わず恐縮してしまいました。昔はこんなにサービスが良くなかったぞ!!

heartattower.jpg
「恋人たちの聖地」らしく、展望台の入口にはこんなハート型のオブジェが。そうだ、そう言えば、もうすぐバレンタインでしたね。

 こんなラブリーな場所に、アラフォーの男二人で来てしまうとは…orz 展望台もリニューアルされて、本当に綺麗。カップルシートが沢山用意されていて、男2人でいると「お呼びでない?」といった感じで、大変肩身が狭く感じます。
 
daytimeattower.jpg
でも、眺めは抜群。

 夕暮れ時だったこともあり、日が沈む間際と夜の風景を楽しむことが出来て、思った以上に良かったです。これで入場料600円だったら、デートにはもってこいでしょう。エントランスにあるレストランも、結構評判が良いらしい…。



 最後はここへ。名古屋へ来たなら、絶対に行きたいと村上さんからのリクエストで『メンバーズ・エルム』。マスターの山内さんに歓待していただきました。
 今日は、マグロの中落ちと頬肉のお刺身が抜群に美味しく、牛スジの入った味噌仕立てのスープに二人でうまい、うまいを連発。他にも一杯おいしいお料理を出していただきました。

 お腹一杯になったところで、山内さんの妙技を楽しませていただきました。山内さんしか出来ないマジックの数々に、村上さんも大喜び。特に『The Magic』誌のVol.77Vol.78に解説された、山内さんのコインマジック『ガラスの動物園』に深く感心していました。
 この手順、実際に山内さんの演技を見て体験しないと、その本当の良さとパワフルさは理解できないかもしれませんね。村上さんも「これ、解説で読んだだけでは絶対に分からないよ」と後で言っていました。しかも、解説させていただいた最新の方法から、さらに進化を遂げていたのには本当にビックリしました。
 また、山内さんの「弾むボールと弾まないボール」の演技では、このエントリーで書いたPaulと同じ反応だったのが非常に面白かったです。

 村上さんはお礼に『Starting Members』を山内さんにプレゼントして、解説された作品をいくつか山内さんに演じていました。
  
 お店が忙しくなりそうな頃合いになり、山内さんにお礼を言いエルムを後にしました。それから場所を変えて、二人でお酒を酌み交わしながら結局この日も深夜までじっくりと語り明かしたのでした。

 たまにはこんな懐かしさと感傷に浸る日があっても、良いですね。今日からの仕事にも気合いが一層入りました…あ、ダイエットにも気合いを入れないと!!



 追記:Yuji村上さんの大阪レクチャーの詳細が決定しました。大好評だった京都レクチャーを見逃した方、村上さんのマジックをご覧になったことのない関西方面の方、必見です!3月7日に無事終了しました。大変面白い会だったそうですよ!
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yuki_the_bookworm  (a.k.a "べたねば")

Author:yuki_the_bookworm (a.k.a "べたねば")
何げない日常の中の、本と料理とマジック。

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