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東京日和(Part 2)

前のエントリーからの続きです)

 IBM東京リングのパーティに参加した翌日は、Cathyと別行動。Cathyは義姉のBrendaさんと自由ケ丘散策。私はちょっとまだ言えない取材の手伝いでした。この取材の成果が出るのは、早くて来年の頭ですが、絶対に皆さんがお待ちになって損はないと思います!
 この日のディナーは、いろんな方とご相伴することに急遽決定。楽しい焼肉ディナーとなりました。



 そして、滞在最終日。今日はいろいろ打ち合わせの日。ええ、マジックだけでなく、ちゃんと仕事もしています! ここではマジック関連の話だけにしておきましょう。



 まずは、東京堂出版さんへ。編集のNさんとお逢いしたのは良いのですが…なにやら足を引きずっていらっしゃいまして。「いやぁ、昨日松葉杖が取れたんだよね! 階段をフンフン♪と気持ち良く降りてたら、筋を切っちゃってさ!」と明るく不穏な発言。お逢いするたびに、身体のどこかしこが故障中のNさんなのですが…だ、大丈夫なのか!?

 私が手がける翻訳『Uncanny Scot : Ron Wilson』の話はほとんど出ず(だって、翻訳も途中なんで、取り立てて話すこともなかったり)、今日はほとんどある方からのメッセージを伝えに出向いた感じでした。そうしたら、逆にある方にメッセージを伝える事になって、久々のパシリ気分を味わいました(笑)。

 あ、ゴールデンウィークが終わったころに『ラリー・ジェニングス カードマジック』が発売になります!カード好きにはタマラナイ、濃い内容の本ですよ。秋口には『The Magic』誌で連載されて好評だった松山光伸さんの著書が出版されます。ゲラをちょっと拝読したのですが、これまた面白い本になっていました。普通の読み物としても十分に面白いので、完成が非常に楽しみです!
 歴史好きな歴男、歴女の貴方は是非。



 東京堂出版へのエレベーターの中で気になるイベントのポスターを発見。BS-TBSの人気番組、酒場放浪記のファンなら必見の対談かと!(話しは変わりますが、番組ホームページでデスクトップ・アプリの配付をやっています。凄い素敵すぐる!) 



 そして、夜は銀座小劇場へ。ボナ植木さんが主催する「ボナ・ペティ!★ライブ」を観覧に出向きました。

 銀座へ到着した瞬間、最近つぶやき始めたTwitter「銀座なう」とつぶやいてみました。これがしたいがためにTwitterを始めたとはとても他の人に言えません…(そして、年齢も分かってしまう…orz)。
 銀座に来るたびに出向く博品館の1階で、好きな年月日の新聞のプリントを取りだせる機械を発見。自分の誕生日で試してみました。番組の名前を見ていたら、歳をとったなぁ、と思わず泣けてきました。  

 銀座小劇場は結構お気に入りの劇場で、以前からお笑いライブなどでよく出向いていました。結構ギリギリの時間だったのですが、15分前には入口でママおのさかさんにいじられながらも無事入場。

 結論としては、最高に楽しいショウでした。ボナ植木さんご本人も「本当に良い回に来たね!」とおっしゃっていました。

 オープニングは、ボナさんによる今流行りの「立体映像」のギャグマジックから。この時点で、もう大満足でした。ボナさんが「このネタ、受けが良いから売ろうかな?」というと、ヒロサカイさんが客席から「オレ、買う!」と混ぜっ返し、さらに受けていました(笑)。
 また、繋がる金輪(リンキングリング)の手順が美しく、金輪同士が当たって鳴る“カチャン!”という音が大層爽やか。

 続いて、赤坂にあるアミューズメント・レストラン「NINJA AKASAKA」から、琉球上級忍者のシーサーさんが登場。背も高く、カッコイイお兄さんです。3つのボールを使った曲芸と、ナイフを使った派手なカード当て。ボナさんとの掛け合いが最高に面白かったです!
 ちょうど、アメリカのマジックバーテンダーの演技を拝見しているような感じです。今はほとんどアメリカでバーマジックを観る機会は無くなってしまっていますが、昔は1人で演じるのではなく2人くらいで組んで演じ、より多くのお客様を相手にマジックを見せていたのです(大勢のお客様にマジックを観て貰えれば、それだけ店の売り上げがあがる、というのが理由だそうです)。 

 そして、次にボナさんが演じられた新作「ミラージョン」が本当に素晴らしい! 題名から薄々お気づきになられるかとは思いますが、鏡をモチーフに使った凄いコメディであり、なおかつオチが不思議という素晴らしい演目でした。実はIBMパーティでもオープニングで短縮バージョンを演じられたのですが、完全版の方が絶対にイイ!
 ボナさんのオリジナルの演目は(物理的にも)他と違う視点からマジックを観ているようで、正に思考のアクロバットを楽しませていただけます。これは是非とも皆さんにご覧頂きたいです(なので、内容も未見の方の幸せのために秘密にしましょう)。多分、この夏、UGMの大会で演じられるんじゃないでしょうか?
   
 女優の三咲順子さんの朗読は、大変素敵なお話しでした。仕事に失敗したサラリーマンが彼女に連れられてシブシブ観に行ったマジックショウ。そこの登場したのは、とんでもない非常識なマジシャンだった…非常識なショウを観ている内にしょぼくれたサラリーマンが知る真実とは…?
 三咲さんの素敵な声とお話しに、グイグイと引き込まれていきました。最近ちょっと考えていた事と話しがうまくリンクして、涙が出そうになったのは内緒。

 加藤陽さんは、IBMパーティでも演技をされたのですが、こうした劇場で演技を拝見すると本当に引き立ちます。華麗、という一言です。魔法の棒そのものをマジックの道具にし、目の前で変幻自在にあやつっていきます。演技の疾走感もタマリマセン。加藤さんがお使いのStudio Apartmentの曲とそのBPMが好みなので、その点でも良いなぁ、と。
 また、ネクタイを外す所から始まり、最後は再びシャツにネクタイが出現して終わるので、演技全体がFull Circleになっていて、大変爽快感がありました。

 トリ前がモロ師岡さんの1人コント! 実は私的にハイライトの1つでした。私は昔からモロさんのファンで、20年近く前に東海テレビで放送されていた10分間のコント番組はもちろんのこと、芝居や映画(北野武監督作品の常連でもあります)を欠かさずチェック。一時は「中学生日記」までチェックしていました(モロさんが脚本を書かれた人情噺の回は名作!)。なので、このパワフルな演技に感激しない訳にはいきません。ずっと笑いっぱなしでした。

 大トリは、ポルトガルのデビッド・ソーサさん。ラブソングにのせて繰り広げられる、本当に粋なマニピュレーションの演技。Cathyは溜め息をつきながら観ていました。封筒からカードを取りだし、そこから演技が広がっていきます。ソーサさんも、演技が無から始まり無で終わるというFull Circleになっているので、観ていて大変気持ちが良いのです。加藤陽さんが動の演技とすると、ソーサさんは静の演技。大変良い組み合わせだと思いました。



 あっという間の1時間半でした。ショウ全体がボナさんの趣味や好みが反映されいて、本当に洒落ているんですよね。以前、立川談志師匠がご自分が好きな落語や漫談、漫才のサワリだけを集めたCD-BOXを発売されましたが、まさにそんな感じ。ボナさんが、今お客様に見せたい旬な演技を、一番その演技が光り輝く状態で「召し上がれ!」とうまくサーブされていきます(あ、天才構成作家である高田文夫さんが主催する「高田笑学校」のライブにも似ていますね)。

 さらに、ショウの作、構成、演出すべてをボナさんが行なっているとは、信じられません。ナポレオンズの時のボナさんも素敵なのですが、ピンで活躍されるボナさんも洒落ていて本当に素敵で、ナポレオンズのボナさんしかご存知ない方には、是非観ていただきたいショウです。この気合いの入った舞台を拝見すれば、ボナさんが「これは、ライフワークです!」とおっしゃるのが良く分かります。

 もし未見の方は、一度マジシャン以外の友人や異性を連れて劇場に出向かれると絶対良いでしょう。妻のCathyも「マジックのショウがこれほど面白いとは知らなかった!」と言っていました。皆さんが入場料以上に楽しんで帰ることができると思います。
 次のショウは7月あたりだそう。ボナさんのウェブサイトをチェックしていると吉です。 



 そんなこんなで東京出張もおしまい。酷い風邪というお土産を持って帰路につきました。
 他の雑感としては、アメリカの奇術専門誌『MAGIC』誌の2月号に、カズカタヤマさんたちと行なった悪巧み『The Magicca vol.81』が取り上げられました。かなり好意的な記事で、私の考えたリチャードとライオネル・リッチーのギャグがかなり好評だったことを知りました…つい最近!(筆者のギャブ・ファジリさんに聞かなかったら知りませんでした!) IBMパーティで、海外の方とその話が出来たのは嬉しかったですね。

 さあ、次のエントリーでは、溜まっている美味しかったものフォルダが久々に火を吹きます。

(追記)リンクを追加しました。MISDIRECTIONさんです。マジックだけでなくパズルや不可能物体など、不思議に関する情報を網羅されています。面白いFlashパズルを多数紹介されていて、気がつくと仕事の手が止まっているという事態にいつも陥ってしまいます。
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Author:yuki_the_bookworm (a.k.a "べたねば")
何げない日常の中の、本と料理とマジック。

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